シーラント

シーラント

 

新学期も始まり、学校での歯科の歯科検診が終わったというお子さまも多いかと思います。

 

もしかしたら『虫歯があった』『初期むし歯あり』と言われた子もいるかもしれません。

 

子供の虫歯で多いのが、歯と歯の間の虫歯と奥歯の溝の虫歯です。

 

奥歯の溝はとても深く、歯ブラシの毛が溝の中まで届くことが難しいために虫歯になることが多いのです。

 

虫歯菌の大きさは約1μmともいわれています。

歯ブラシがの毛が届かない奥歯の溝は虫歯菌が入り込んで、砂糖から酸を作り出し歯に穴をあけるのにはベストな環境なんです。

 

そこでおすすめしたいのが、シーラントといわれるフッ素を配合したプラスチックの樹脂で埋めて溝を浅くし、虫歯菌が奥歯の深い溝に入り込むのを防ぎ虫歯を予防する方法です。

 

 

当院に定期的に予防治療にお越しいただいているお子様の多くもこのシーラント処置をして虫歯の予防をしています。

 

シーラント処置は特に歯を削ったりする必要はありません!

 

また、フッ素が含まれているのでCOという段階(初期むし歯で歯に穴があく前、茶色や黒っぽく色が変わっている段階)であればシーラントをすることで虫歯に進行するのを予防することができます。

(※ただし100%防げるというわけではありません※)

乳歯はもちろん、永久歯はおじいちゃん・おばあちゃんになっても大事にしたい歯なので、虫歯を予防するためにもぜひシーラントをオススメします!

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福山市 医療法人幸美会

なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小澤真衣

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よく噛むと、いいこといっぱい

食べ物をよく噛むことは身体にいいことがたくさんあります。

「ひみこのはがいーぜ」という言葉をご存知ですか?

弥生時代の卑弥呼たちは、私たちの食事の6倍噛んで食べていたそうです。

卑弥呼は良い歯でよい歯茎をしていたことを予測され、このフレーズができたようです。

よく噛む8大効果といわれています。

ひ:肥満防止

み:味覚の発達

こ:言葉の発音

の:脳の発達

は:歯の健康

が:ガン予防

い:胃・腸の働きを促進

ぜ:全力投球・全身疾患予防

こんなにもたくさんの効果が期待されます。

 

 

 

 

 

 

わたしは早食いですので、噛む回数が非常に少ないと自覚しています。

1口30回は噛んで食べれるよう、今日のお昼から意識してみようと思います!

お子さんに食事を作る時に、食べやすく小さくされるお母さんがいらっしゃります。もちろん年齢に合わせて小さくすることは必要です。

2才半から3才で乳歯はそろいます。

そのころには食べられるものがたくさん増えますので少し歯ごたえの感じられる大きさにし、ゆっくりしっかり噛むトレーニングをしていきましょう☆

 

 

 

 

 

医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 大石 有奈

 

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