医療法人 幸美会
なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 大石 有奈
皆さんは、何を基準に歯ブラシを選びますか?
「とりあえず、安いもの。」を選んでいる人はいませんか?
同じ磨き方でも、選ぶ歯ブラシによって磨けていたり磨けていなかったりします。
歯ブラシには大きく分けると2種類あります。
毛先がフラットタイプになっているものと、毛先が細くとがってギザギザになっているものです。
フラットタイプの歯ブラシは、歯の表面の汚れを落としやすくできています。
ギザギザのタイプは、歯と歯の間、歯と歯茎の際に当たりやすくできています。
毛先の部分(ヘッド)が小さいものや大きいもの、種類がたくさんあります。
歯磨きと部屋の掃除は似ています。
掃除機のルンバをご存知ですか?ルンバは床に物があるときれいに掃除ができません。ソファーの下や棚のすき間の掃除をするにはルンバだけでは掃除ができないのです。そういう時は、クイックルワイパーやもう少し小さい掃除機など他の用具を使って掃除をしますね。
歯磨きも同じで、歯と歯の間には糸ようじが必要であったり、歯並びの悪い方にはワンタフトブラシと言って小さい歯ブラシも必要です。
お口が大きい人もいれば小さい人もいます。
歯並びがいい人も悪い人もいます。
人それぞれお口の状態は違いますので、自分に合った歯ブラシを見つけましょう。
どれが自分に合っているのか、何を使えばいいのか、わからない人はスタッフにお声掛け下さい☆
医療法人 幸美会
なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 大石 有奈
福山市 医療法人幸美会
なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷麻衣
皆さんは「酸蝕症」という言葉を耳にしたことはありませんか?
これは、「すっぱいもの、酸性の強いものを過剰に摂取し、歯が溶けて弱くなってしまう病気」です。
虫歯とは違い、広範囲で酸に触れた歯面全体が溶けてしまうのです。
まず、歯の表面を覆っている硬いエナメル質が溶けてしまいます。
その後、進行するにつれ象牙質がむき出しになってしまうのです。
この象牙質がむき出しになってしまうことにより、知覚過敏を起こしてしまうリスクがぐんっと上がってしまうのです。
大きな原因として、逆流性食道炎により、胃酸が上がってくる場合があります。
胃酸は強酸性になるので、歯を溶かしてしまいます。
そして、酸性の強い食べ物、飲み物が要注意です!!
炭酸ジュース・スポーツ飲料・ビタミン飲料です。
哺乳びんを使用し、ジュースをあげることも要注意です!!
哺乳びんを使用し、ジュースをあげていると前歯の裏側が集中的に酸蝕症になってしまう原因にもなるので気を付けてください。
その他、お酒・ワイン・チューハイをダラダラ飲みすることも要注意です!!
酸蝕症を知ったうえで気を付けて摂取しましょう!
福山市 医療法人幸美会
なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷麻衣