医療法人 幸美会
なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 大石 有奈
おはようございます
かぶせものは銀歯だけだと思ってはいませんか?
少し前までは、かぶせものを自分で選択するという機会があまりなく、
「治療が終わり気が付いたら銀歯が入っていた。」というケースを何度か患者様から聞いたことがあります。
当院では、さまざまな種類のかぶせ物を扱っています。
患者様の生活習慣・お口の中の環境に合わせたかぶせ物を選択することが、
むし歯や歯周病を予防し、歯の寿命を延ばすことにつながります。
虫歯になりやすいのはどこの歯でしょうか?
大臼歯や小臼歯と呼ばれる奥歯が大きなむし歯になることが多いです。
むし歯で歯に大きな穴があいてしまい、プラスティックの詰め物では強度が保てない場合にかぶせものが必要になります。
それは、前歯と比べて、歯ブラシが当たりにくく汚れがたまりやすい場所だからです。
ではかぶせの種類をGoldやセラミックに変えるとどう変わるのか?
保険内の銀歯は非常に汚れが付きやすく、銀歯のふちがめくれやすい材質です。そのめくれたふちからばい菌が入り二次虫歯ができます。銀歯の寿命は7・8年と言われています。
二次虫歯になってまた治療が必要になればどんどん歯を削らないといけなってしまいます。
そこで二次虫歯に一番なりにくいのがGoldです。
Goldは柔らかい材質で噛めば噛むほど歯に密着しますので隙間ができません。
そしてセラミックの特徴は、金属を使用しないため金属アレルギーの方でも使用できます。色は白色なため自分の歯と見分けがつかないほど綺麗で審美性が高いです。
適応できない歯もありますので、興味のある方はぜひスタッフにお声掛け下さい。
医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 大石 有奈
保険の銀歯を入れるなら
医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科助手兼事務 金谷省吾 です。
みなさん、前回自分のブログで保険診療と自費診療のお話しをさせて頂きました。
今回、前半で自費の被せのゴールドやジルコニアなどの素晴らしい特徴を歯科衛生士の大石さんより教えて頂きました。
みなさん、やっぱり自費の被せって保険が効かないけど、良い物なんだな~って思いませんでしたか?
それはもちろん正解です。
保険診療の目的が「生活に支障のない」レベルの治療に限定されいますので、見た目的、また虫歯になりにくいなどの機能を持っている自費の被せは、当然良い物に思えます。
でも、保険診療をダメだと言っているわけではないんです。日本の歯科の保険診療って、他の国の保険診療と比べると、レベルも高く、かつ安価なんです。ですので、保険の銀歯もりっぱな選択肢の1つなんです。
銀歯の縁がめくれて2次カリエス、虫歯の再発。もちろんあります。
でもそうならない様、しっかりと歯磨きをして、そして、予防治療においでください。
以前のブログでも、「歯ぐきの上のメンテナンスは患者様、歯ぐきの下のメンテナンスは歯科医院で」という内容の物もありました。
皆様と当院で、一緒にお口の健康を守ってみませんか?