おはようございます。
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科助手兼事務 金谷省吾です。
子どもの歯について少しお話を。
子どもの歯と大人の歯って何が違うんでしょう?
本数?大きさ?
確かに本数も大人は親知らずを含めて32本ありますが、子どもの歯は20本しかありません。
大きさも一回り小さいですね。
歯の構成には特に差はありませんが、エナメル質(表面の硬い歯質)や象牙質(エナメル質の下の黄色がかった歯質)の厚みは1/2程しかありません。また、エナメル質が弱いため中の色が透けにくく白く見えるのも特徴です。
(大人の歯はエナメル質が強いため、中の色が透けやすく象牙質の黄色が透けてしまうため黄色がかった色になります。)
むし歯に対する耐性も違います。
子どもの歯はむし歯(酸性)に弱いため、進行が早くなります。
厚みが薄いのもあり神経まで到達するのも早くなります。
では、虫歯になりやすい子どもの歯ですが、虫歯を放置するとどうなるのでしょう?
むし歯による痛みで、特定の場所で噛むようになったり固い食べ物を避けるようになることで、顎が発達しずらくなったりします。
また、むし歯で早くに子どもの歯を失うと、大人の歯が生えてくるスペースが出来なくなったり、歯列の乱れの原因にもなったりします。
もちろん他の歯へどんどん虫歯が広がってしまうことも考えられます。
大切な子どもの歯。
ぜひ定期的に歯科医院に通って早くに虫歯を見つけたり、ご家庭での仕上げ磨きの時などに良く見てあげて下さいね。
おはようございます。
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の細谷です。
今日は「小児の仕上げ磨き」についてお話しますね。
お子様の仕上げ磨きはとても重要になってきます!!
そこでポイントを説明しますね♪
①上唇小帯を守って磨く
②1日3回仕上げ磨きを行う
(朝・昼・夜行ってあげると良いですね)
③子ども用と仕上げ磨き用の歯ブラシを分けてあげる
④寝かせ磨きで磨く
(ゴロンしてもらうと上の奥歯までよく見えます。)
⑤歯磨きの後はフッ素で虫歯予防をしてあげましょう!!
仕上げ磨きは親子のコミュニケーションの1つだと思います。
なるべく大きくなっても、小学3年生になるまでは仕上げ磨きができていると素晴らしいですね♪
仕上げ磨きの時に、口腔内の異変やグラグラしている歯や、大人の歯が生えてきているところなど一緒にチェックしてみましょう!!
または、奥歯までちゃんと磨けているのか、虫歯で穴が開いていたり、変色しているところは無いか、確認してあげてくださいね。
もし、何か気になることや、変わったことがあればぜひ当院にご相談ください。
仕上げ磨きの方法も歯科衛生士がお伝えします!!
家族みんなで協力しながら、お口の中をピカピしてあげまししてあげましょう!!
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷