福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 吉田 すみれ
みなさん こんにちは! 最近は梅雨入りといった空模様ですが、いかがお過ごしでしょうか?
洗濯物が外で乾かしづらい、部屋干しでお部屋が湿気る・・・そんな梅雨ですが、
普段あまり使われないかわいいレインコートやオシャレな傘が日の目を見る時期でもありますね
Guy de Jean(ギ ドゥ ジャン) やLulu Guinness(ルルギネス)の傘がとても素敵なので
一度見てみてください
雨がよく降る季節だからこそできるオシャレを楽しむのも一興だと思います
話は変わりますが。
普段歯磨き粉を使われている方が大多数を占めていることだと思いますが
昔の人たちはどんな歯磨き粉を使っていたのか少し気になりますよね
なので、簡単にですが昔の歯磨き粉を紹介したいと思います
↑一般に普及している歯磨き粉(フッ素入りで、虫歯予防に効果が期待できます)
元を辿っていったらなんと紀元前1550年代の古代エジプトに歯磨き粉についての記述があったみたいです
そんな昔から歯磨き粉って存在していたんですね!
4世紀ごろのエジプトでは塩や黒こしょう他などを混ぜたものが使われていたみたいです
古代ローマではなんと人間の尿が使用されていたようです
アンモニアが歯を白くすると考えていたようです!
アメリカでは焦げたパンを混ぜた物、混合樹脂・シナモン・焦がしたミョウバンを混ぜた物、
少し後にはチョークの粉や砕いたレンガ、食塩を混ぜたものが自家製で使われていたようです
そして1900年代ごろに私達のよく知る、ペースト状のものが一般化されました
日本は江戸時代のときに丁字屋喜左衛門という方が「丁字屋歯磨」「大明香薬」という名で販売していたそうです
研磨砂に漢方薬を配合したもので今でいうホワイトニング効果や口臭予防を謳っていたらしいです。
それ以外では塩を使って磨いていたみたいです
やっぱり塩率が高いですね!殺菌効果がありますから昔の人もそれで虫歯予防歯周病予防などの効果を期待したのかもしれません
先達の知恵があってこその今の歯磨き粉だと思うと少し感慨深いものがありますね
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 吉田 すみれ