医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 金谷省吾です。
少し冬にしては暖かい日が続いていたなと思っていたのですが、この週後半また寒さが厳しくなってきましたね。
皆様、体調の方はいかがでしょうか?
さて、今日は「立春」です。
立春とは1年間を24に分けたときの二十四節気の第1の区切りで、今日から春が始まる第1日目………なのですが、
1年間で1番寒い日とも言われています。
私は冬好きなんですが、早く暖かい春が来るといいなとも思ってます。
歯科の用語に「萌出」という言葉があります。
何となく芽が出るみたいで春っぽい言葉なんですが(ないかな・・・)、歯が生えて歯茎から出てくることを言うことが多いです。
顎の骨の中に歯胚と言う歯の素が出来て、その中で歯冠と言う歯の形に成長し、ある程度大きくなったら顎の骨から出始めて、ついには歯茎からお口の中に出てきます。
子どもさんのパノラマレントゲンを撮影すると、乳歯の根の下にまん丸い部屋に入った大人の歯が確認できますよ。
春に土の中から出てくる新芽みたいですね。
歯が生えてくる回数ですが、人間は乳歯と永久歯で2回です。犬、猫などのだいたいの哺乳動物も2回みたいです。
しかし、サメのように20列も歯がストックされてる動物もいます。なんか使い捨てみたいで怖いですけどね。
乳歯が生え始めるのが生後6ヶ月くらいから、下の前歯から生え始めます。段々と生えてゆき、2歳半くらいで乳歯が生え揃います。
そして、6歳ごろから大人の歯(永久歯)が生えてき始めます。今まであった奥歯の後ろに大人の歯が生え始め、一番最後にさらに奥に奥歯が生えて大人の歯列が出来上がるのが12歳くらいです。
ただ、早い遅いの個人差もあり時期は変わってきますから、あくまで目安と思ってくださいね。(身長だって小学校くらいでグンと伸びる子もいれば、男の子の中には高校生になって伸びる子もいます。人それぞれです。)
6歳ころからずっとずっと使う大事な大人の歯。大切にしていきたいですよね。
医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 金谷省吾
私も早く春が待ち遠しいです!
永久歯一度しか生えないので大切に٩( ‘ω’ )و