こんにちは
なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です
今日は天気がすごくよく、とても暑い日になりましたね
5月は急激な気温の変化などで、実は熱中症の発症率が上がってくるそうですよ。
1番暑い8月も要注意ですが、実は今の時期から熱中症に気を付けないといけないですね!
《熱中症のメカニズム》
身体の中では産熱と放熱のバランスがとれています。
産熱とは身体が熱を作る働きで、放熱は身体の外に熱を逃がす働きをいいます。
このバランスが崩れたとき、熱中症が起こるのですよ。
《熱中症の種類》
○熱失神
皮膚血管の拡張によって血圧が低下、脳血流が減少して起こる。
脈は速くて弱くなる。
特徴:めまい、一時的な失神、顔面蒼白
応急処置:生理食塩水(0.9%の食塩水)を補給すれば通常は回復。
○熱けいれん
大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、
足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こる。
特徴:筋肉痛、手足がつる、筋肉がけいれんする
応急処置:涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復。
○熱疲労
大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり熱疲労の症状がみられる。
特徴:全身倦怠感、悪心・嘔吐、頭痛、集中力や判断力の低下
応急処置:涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復。
○熱射病
体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態。
意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、
ショック状態になる場合もある。
特徴:体温が高い、意識障害、呼びかけや刺激への反応がにぶい
言動が不自然、ふらつく
応急処置:死の危険のある緊急事態です。
集中治療のできる病院へ一刻も早く運ぶ必要があります。
また、いかに早く体温を下げて意識を回復させるかが予後を左右するので、
身体を冷やすなど現場での処置が重要。
熱中症には様々な症状があります。
めまいやふらつきなど熱中症の初期症状に気付いたらすぐ休むべきですが、
もともと体調が悪いために頭痛や倦怠感を感じている方は、熱中症になっていても気付かないことがあります。
また熱で意識がもうろうとしてきて、自分の状態を判断できないまま急に意識を失う場合もあります。
万が一熱中症が起きてしまった時には、適切に応急処置をする必要がありますが、
「本人の意識がはっきりしていない」「自分で水分や塩分(ナトリウム)が摂取できない」
「症状がよくならない」などの点に当てはまれば、すぐ医療機関に連れて行きましょう。
いざという時のために、適切な対処法を知っておくということはとても重要なことですね!
また、熱中症にならないためにも、しっかりと食事をとり、しっかりと水分補給を心がけましょうね
福山市 医療法人 幸美会
なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小澤真衣
日中は暑いですよね。
水分補給は、必須ですね(*^^*)
紫外線対策もしっかりして、日焼け防止しましょう(o^^o)