頑張る理由を忘れたら…?

「中日ドラゴンズが、10月1日、4年ぶり8度目の リーグ優勝を決めました!」
  
中日ドラゴンズのファンではないですが、ふとテレビを見てみると、落合監督が嬉しそうに今年の優勝について語っておられました。
 
その中に印象深いコメントが…。
 
「いや~、1年間禁酒してきてよかった!やっと酒が飲めます。」と。
 
 
(…ん?禁酒と野球の勝利に何か関係あるのか…?)
 
 
私がそう思うか思わないかのうちに、インタビュアーの方が、「なぜですか?」と聞いていました。
 
そこでの落合監督のコメントがこれ!!!
  
 
「去年負けたのがそれほど悔しかったんです!」
 
 
おわかりですか???
 
 
そう!これぞ!モチベーションです!
 
多くの人間は、とても悔しかったこと、とても悲しかったこと、とても嬉しかったことという頑張る理由の一つをいとも簡単に忘れてしまいます。その気持ちを感じた瞬間は、グッとテンションが上がりますが、見事に忘れてしまいます。
 
モチベーション、つまり「頑張る理由」は見つけることよりも、見つけた後に「忘れない」ことが大切です。あるいは、「思い出す習慣」を自分の中に作ることが大切です。
 
 
 
落合監督は、大好きなお酒を飲もうと思った瞬間に、禁酒をしている自分と向き合って、
 
「あ~、あの悔しい思いは二度としないぞ!絶対勝つ!」と日々思い出しておられたのでしょう!
 
それが、監督のモチベーションとなり、選手にも伝播したのではないでしょうか?
 
 
どう思われますか?
 
日々、自分の頑張る理由を思い出す習慣を個人においても、組織においても、作っておきたいものです!
 
当院においては 「元気朝礼」 がそれに当たるように、日々格闘中です。
 

 

                                なかむら歯科クリニック

                                 院長   中村 幸生

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