相手を怒る前に、理解する Part.1

みなさん、こんにちは。なかむら歯科クリニック

口腔外科認定医の山本 一博です。

 

先日、こんなアンケートをネットで見かけました。

「一番持ちたくない部下はどんな部下ですか?」

 

これに対する回答の第一位が、

「理解力の低い部下」

でした。

 

 

嫌な理由として、

 「何度も同じことをいわなきゃいけない」

 「怒っているこっちが悪者みたいにみえる」

 「最後に伝えた指示しか覚えられない」

 「理解していないから変な解釈をしてしまう」

 などなど、みなさん不満が大爆発。笑

 

「メモとっても覚えてないし、

 ”メモとってたじゃん”って言うと、

 しばらく探して”すみません見つかりません”て。

 意味無いからそのメモ!」

 

なんてのもありました(笑)

 

こちらが注意をして、本人が自発的に治してくれるのが一番なんですが、

 なかなかそうもいかないので、いつまでも問題は解消されません。

 

かといって、、、

 

会社を辞めてもらうわけにもいかず、ほおっておくわけにもいかず…┐( -“-)-3┌

 

毎回、口をすっぱくして怒ったり、メモをとらせたりすること以外に、

 やってみる価値のあることって、何かないんでしょうか?

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

みなさんは『ユニセフ』ってご存知ですか。

 

『ユニセフ』とは、

世界中の子どもたちの命と健康を守るために活動をする国連機関。

 世界150以上の国と地域で活動し、多くの子どもたちを救っています。

 

どちらかというと、医療の発達が遅れていたりする貧しい国の

支援が多いので、 豊かな国の日本では、しょっちゅう聞く名前では

ありませんが、 一度は聞いたことがあるかと。

 

そんなユニセフが、中部アフリカに位置するルワンダ共和国の

子どもたちに、ワクチンを届けようという運動をしたときのお話。

 

ルワンダでは、ワクチンを接種しないために、多くの子どもたちが

病で命を落としていました。 ルワンダは貧しい国なので、

ワクチンを買うお金がないということもありますが、

 そもそもワクチンを接種すれば、子どもが助かるということを

知らない親が多かったのです。

 

そこでユニセフは、一大キャンペーンを行います。

 

「子どもたちにワクチンを!」

 

というポスターを作成。

 

親子の写真を使い、視覚的にも目を引くように工夫。

 そして、国中のあちこちに貼っていきました。

 

ところがですね、、、

このポスターの効果はほとんど現れず、キャンペーンは

見事に失敗してしまいます。

 

なぜ、ポスターの効果はでなかったのでしょうか?

 

ちょっと考えてみて下さい。

 

広島県福山市 峰歯科・矯正歯科クリニック

口腔外科認定医 山本 一博 拝

One Reply to “相手を怒る前に、理解する Part.1”

  1. 親子が幸せそうな写真で現実的ではなかったから。

    相手をすべてを理解するのは難しいですが、まずは私は受け入れます。良いことも悪いことも。
    相手も自分も完璧ではないので。
    覚えかたもペースも人それぞれですし。
    そして、良いことを伸ばしあげたいと思う今日この頃です。

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