生き方を共に語る

先日、『龍馬伝』を観て考え深いものがありました。

 

『龍馬伝』の大筋は、薩長同盟が結ばれ、坂本龍馬は命を狙われる身になりながらも、桂小五郎から懇願された薩長同盟の裏書をするために京都に残り、寺田屋事件に遭うという話です。
 
龍馬は命からがら一命をとりとめるわけですが、私はそこで「志」の大切さや、自分の「使命・・・何に命を使うか」ということを、改めてつきつけられているような気がしました。
 
いつの時代であっても私たちは命(≒有限の時間)を使っていることに変わりありません。今は容易に命が奪われたり、食べることに困る心配がほとんどない世の中。であるからこそ何のために生きるのか、何のために仕事をするのかと自らに問い続けなければ、と思った次第です。
 
夢や目標を持つこと、責任ある役割を果たすことを嫌う人が他国と比較して増加していると各種メディアで報道されています。
 
しかし誰も可能性は持っているはず。夢・目標、あるいは志を持って生きることの価値を我々が下の世代に見せてあげられていないがために意欲が低下しているだけなのかもしれません。 
 
夢や希望・目標を持つことの大切さは、当院でも大変重要視しています。
 
【2:6:2の法則】 という話がありますが、
上の「2」は「志事」をする「人財」
真ん中の「6」は「仕事」をする「人材」
下の「2」は「死事」をする「人罪」
と言われています。

 

夢や希望・目標を持つ当院の全スタッフは、「志事」をする「人財」と私は考えています。
 
教育の本質は、

 

「生き方を共に語る」

 

ことに尽きると思います。
このことを重視して、周囲のダイヤの原石を磨けるくらいに自身の原石磨きに精を出さねばと思います。

 
 
 
                              なかむら歯科クリニック
                               院長  中村 幸生

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