抜くべき歯を抜かずに治す!

おはようございます。

医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック

口腔外科認定医の山本 一博です。

 

本日は、これまで僕がブログで伝えてきた内容の

総集編をお送りしたいと思います。

 

まず、僕たち歯科医師が必ず直面することは、

「困っている人を助ける」ということです。

以前、お伝えしたとおりです(詳細はコチラをクリック)

 

しかし、診療を行っているとどうしても、

やりきれない思いになることがあります。

 

それは、、、

 

「この歯は抜くしかない」

 

という選択肢を選ばざるを得ない状況のときです。

 

「どうにかして、抜かずに治療したい!」

と自然に思うようになりました。

 

でも、、、

他人からすると、

 

「そんなのムリだよ。」

「何を馬鹿なこと言っているんだ?」

 

そのように、思われていたのかもしれません。

 

しかし、”自分で限界を作らなければ、潜在能力はいくらでも開発できる”

考えるようになったので(詳細はコチラをクリック)

 

「抜く歯を抜かずに治す!」

 

これが、自然と僕の目標になってきました。

「目標を達成する方法」についての詳細はコチラをクリック

 

個人で目標を達成することは、容易です。

 

しかし、僕たちは、常にチームで動き、チームで治療しています。

スタッフの方々の協力なくして、最善の医療は提供できません。

歯科医師→スタッフの一方通行ではない医療を実現するよう、

様々なことを考えてきました。

 

詳しくは、「人材と組織」にて。(詳細はコチラをクリック)

 

そのために、診療終了後にも、スタッフの方々と多くの勉強会を

行ってきました。その様子はコチラをクリック

 

なかむら歯科クリニックのスタッフはみんな、勉強熱心で、

やる気・熱意・情熱 どれをとっても引けをとりません。

 

そのような中、歯茎の腫れを繰り返す患者さんがいらっしゃいました。

 

レントゲンを撮ったところ、少し見えにくいかもしれませんが、

歯の根の周りが黒くなっていて、抜かざるを得ない状況です。

IMG_1651

 

 

 

 

 

 

歯科医師としては、「抜かないといけない」

患者様としては、「抜きたくない」

 

この状況を打破するのが、固定観念を振り払う能力です。

それについては、コチラをクリックして確認して下さい。

 

その際、相対化のチカラを有効にするのもアリですね。

その詳細はコチラをクリックして下さい。

 

そして、得られた回答が第三案です。

どういうことか確認されたい方はコチラをクリックして下さい。

 

 

今回の治療は、「抜かずに、歯の根っこの先端だけ取り除く」

という治療法を選択しました。

 

治療の最中に、原因となっている異物も除去しました。

IMG_1650

 

 

 

 

 

 

 

そして、取り除いた先端部には、1gで10000円もする材料を充填しました。

R35

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その材料も、選ぶ時は、高ければよかろうという発想ではなく、

きちんと科学的根拠に裏付けされた材料を使っています。

これをEBMと言います。(詳細はコチラをクリック)

 

結果として、患者さんは特に問題なく、ご自身の歯で生活し、食事をし、

快適に過ごして頂けています。

 

僕の目標は達成されました。

 

「この歯は抜かなくちゃ治らない。」

 

そのように言われたことはございませんか?

 

ぜひ、なかむら歯科クリニックにご相談下さい。

 

日本口腔外科学会認定 認定医 山本 一博  拝

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