固定観念を捨て、相対化の力を解き放て。 Part 2

おはようございます。

 

前回のブログ(詳細はコチラをクリック)では、

アクバル皇帝とバーバルとの知恵比べをご紹介致しました。

今回はその答えをご紹介致します。

 

 

それでは、解答です。

バーバルがやったこと。

 

それは、、、

 

 ≪その線のそばにもっと長い線を引いた≫

 

皇帝は大声をあげながら、

「さすがバーバル!わしの負けじゃ(^◇^)!!!」

大笑いをしながら、素直に負けを認めました。

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『先入観は罪。固定観念は悪』

 

         by 野村克也(元・プロ野球選手)

 

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道化師バーバルが見せたのは『相対化の力』

≪相対化≫とは≪絶対化≫の対義語。

人間が実際に行う行動は、主に、

 「(絶対)~するべき」

 「(絶対)~であるはず」

 「(絶対)~しなければならない」

という固定観念で動いてしまいます。

 

そんな固定観念を捨てて、物事を別の視点で考えるのが【相対化】です。

 

例えば、、、

日本で一番偉い人は誰でしょうか?

 

 

歴史上の人物でいうと、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康…

 

なぜ?

 

 

権力を持っていたから。

 

なら今の時代だと、、、

 

 

“ 総理大臣 ”

 

たしかに総理大臣は、国を動かすほどの権力を持っていますから、

一番偉い人と言えるかもしれません。

 

でもですね、、、

本当でしょうか?

 

本当に総理大臣が日本で一番偉いのでしょうか?

 

 

「権力を持っているから偉い」

という固定観念で考えましたよね。

 

もしもその固定観念をはずしてみると、

総理大臣って、

たまたま民主主義に基づいて選出されただけの人

…ともいえませんか。

 

同じようにバーバルは、『相対化の力』を使い、

「目の前の線をなんとかしなければならない」

という固定観念をなくし、線を消さずに比較対象となる線を

引くだけで、その場にいた誰もが“線が短くなった”と、

納得させることができました。

 

『先入観は罪。固定観念は悪』

 

今、問題に直面して悩んでいる方は、きっとたくさんの時間

を使って悩んでいるかと思います。

 

それでも解決策が思い浮かばないという方は、

同じ考えだけで、その物事を見つめるのではなく、

ぜひ『相対化の力』を働かせてみましょう。

 

つまり、、、

“固定観念”を外してみましょう。

 

本当にそのプロジェクトは、

そのアプローチの方法しかないのでしょうか?

 

本当にその部下には、

その叱り方しかないのでしょうか?

 

本当にその日常業務は、

そのやり方しかないのでしょうか?

 

『相対化の力』を働かせることで、

今まで思いつかなかった良い解決策の糸口が見つかる…かもです。

 

ぜひ、今までと異なった意識で、生活していきましょう。

 

福山市 なかむら歯科クリニック

口腔外科認定医 山本 一博    拝

2 Replies to “固定観念を捨て、相対化の力を解き放て。 Part 2”

  1. 相対化の発想ですね!

    発想が変われば、今までと違う考えやヒントが生み出しことができるでしょうね!

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