オーラルフレイルってなーんだ?/生活習慣病予防してますか?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 笠原

オーラルフレイルという言葉を聞いたことはありませんか?

つい先日、テレビ番組でも紹介されていましたので、今後お耳に入ることもあるかもしれません。

単語を分けてみると、

【オーラル】「口腔」を意味する英語「oral」を語源とする

【フレイル】加齢により心身が老い衰えた状態

つまり、オーラルフレイルとは、口に関する”ささいな衰え”が軽視されないように、口の機能低下、食べる機能の障害、さらには、心身の機能低下までつながる”負の連鎖”に警鐘を鳴らした概念なのです。

では、みなさん、ご自身をここでチェックしてみましょう!

当てはまるものがあるかどうか確認してください。

☑むせる・たべこぼす

☑食欲が少ない、少ししか食べられない

☑やわらかい物ばかり食べる

☑活舌が悪い、舌が回らない

☑お口が乾く、匂いが気になる

☑自分の歯が少ない、顎の力が弱い

上記のようなことが積み重なると、先ほどお伝えしたように、口腔機能の低下から心身機能の低下まで引き起こすようになります。

これを予防していくためには3つの予防の柱を意識していくことが大切です◎

①【栄養】

食・口腔機能
❶食事(たんぱく質、そしてバランス)
❷歯科口腔の定期的な管理

②【身体活動】

運動、社会活動等
❶たっぷり歩こう
❷ちょっと頑張って筋トレ

③【社会参加】

就労、余暇活動、ボレンティア等
❶お友達と一緒にご飯を
❷前向きに社会参加を

3つの柱を底上げして、健康な毎日を送っていただきたいと思います!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 笠原

生活習慣予防してますか?

こんにちは 福山医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付 藤崎です

普段高血圧、糖尿病、脂質異常症、心臓病、脳卒中などの生活習慣病を予防するために、

減塩、低脂肪、低糖質といったいわゆる「制限」重視の食事を心がけている方も多いと思います

こういった食事が必要なのは高齢者(65歳以上)になる前の人たちで

高齢者にとって必要な食事とは「老化現象以上に身体の機能を落とさないような食事」です

病的なもの以外の食欲不振には大きく2つの要因があります

一つは感覚機能の低下です

感覚器は50代から徐々に機能が落ち始め

高齢者になると味覚・嗅覚が低下します

それによって美味しいと感じにくくなるのです

しかし塩味はわかりやすく気づく人も多くいます

家族に塩辛いと指摘されても自覚できないというのも加齢の症状です

もう一つは文化的なすり込みです

高齢者は腹八分目くらいでちょうどいい、

脂っこいものや味の濃いものは避ける、

肉より魚、など科学的な裏付けのないすり込みで

本当はもっと食べたいのに食事量が制限されていることがあります

しっかりと食事をするためには口腔ケアは不可欠です

口腔機能が低下していれば食べたいのに食べられないといったことが起こります

毎日の食事をよりおいしくいただくために

定期的な歯科検診をお勧めしします

福山医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付 藤崎