口内炎ってできたことありますか?/毎日歯磨きをして、なんで歯周病になるの?

口内炎ってできたことありますか?

口内炎ってできたことありますか?

こんにちは福山医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック受付 藤崎です

口内炎ができたことがある方は多いと思います

口内炎は痛いし、腫れることもあるし

できた場所によってはさらに噛んでしまって出血したりすることもありますよね

口内炎とは口腔内や口唇、舌の粘膜に炎症が生じ、

水泡やただれ、潰瘍、白苔などの粘膜病変のことです

口内炎の原因には、虫歯やサイズの合っていない義歯による粘膜への

刺激、細菌・ウイルス・真菌などの自己免疫疾患、全身性皮膚疾患によるものなど、

いろいろな原因があります

痛みの有無や粘膜に生じる病変のタイプは

発症原因によって大きく異なり、

数日で治る軽度なものから重篤な全身性疾患に起因するものまで様々です

なかには、なかなか治らない口内炎で病院を受診し、

ほかの病気が発見されることもあるため、

長引く口内炎には他の病気が隠れている可能性もあります

口内炎の多くは見た目と症状、経過などから容易に診断することができます

しかしどのような原因で口内炎が生じているかを調べるには

それぞれの原因に合わせた検査が必要となります

多くは特別な治療を行わなくても自然に治りますが、

強い痛みがあったり、口内炎がなかなか改善しなかったりする場合には

抗ウイルス薬や抗菌薬、抗真菌薬などを使用した治療が行われます

口内炎で気になることがございましたら一度歯科医院の受診をおすすめします

福山医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック受付 藤崎

毎日歯磨きをして、なんで歯周病になるの?

こんにちは!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 坂本です。

『歯が疼く感じがするので、何年かぶりに歯医者さんに来たら「歯周病になっています」と言われました。私、歯磨きは毎日しっかりしていたはずのに、なんで歯周病になったのでしょうか?』

たまに、こんなお声を患者さんからお聞きします。

歯周病の1番の原因は、長い間磨き残されたプラーク(細菌のかたまり)です。

しっかり磨いているつもりでも、歯ブラシの毛先がうまくプラークに当たっていないところがあったのかもしれません。

磨き残されたプラークは、時間とともにその攻撃力を高めていきます。

そうしたプラークを落とすには、歯科医院で自分の歯並びにあった歯ブラシの動かし方、

フロスや歯間ブラシの使い方を教えてもらうのと、自分では取り切れないプラークを定期的に除去してもらうことが大切です。

お口の中に住んでいる細菌が集まって、ヌルヌルとした粘着性のかたまりになったのがプラークです。

プラークは、お口の中に長く存在するほど成熟し、攻撃力(病原性)が高まります。

長期間放置されたプラークはやがて歯石になります。

歯石は凸凹しており、さらにプラークが付着しやすくなります。

いったん歯石になると、歯磨きで取り除くことはできません。

歯周病菌である、Pg菌、Tf菌、Tg菌は血液が大好物です。

歯茎から出た血液中のタンパク質と鉄(ヘム鉄)を栄養にして、増殖して強くなります。

だから、歯茎から血が出た時は、出血がなくなるように、歯に付着したプラークを落とさなくてはならないのです。

プラーク中に歯周病菌が多いと、それまで人の体に悪さをしてこなかった日和見菌たちも悪さをするようになります。

その結果、プラークの攻撃力が高まるのです。

歯医者さんへの定期的な受診を勧める理由は、お口の中の細菌の数を減らし、細菌が少ない状態を維持することで、歯周病や虫歯の『予防』をする為なのです。

ぜひお口の健口を守るためにも、1〜3ヶ月ごとの予防治療にお越しくださいね!!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 坂本