予防治療の重要性/歯並びの土台づくりに重要なことは?

予防治療とは?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 石原

「予防治療」と言う言葉を知っていますか?

「予防治療」とは「病気にならないように予防する治療」の事です。

「予防」しようと思うと、自分の身体をよく知っておかないといけないです

ただ、口の中の状態は、あまり分からないですよね?

私自身、自分の口の中の事でも、痛い場所を間違ったりする事があるくらい

口の中とはよく分からないものです。

定期的にプロの検診を受ける事で、自分の今現在悪いところ

これから病気が起こりそうなところを発見し

どんな歯ブラシを使って、どんな風に自宅でケアしたらよいか

また、自分ではケアするには難しい、奥歯や歯ぐきの中は

「プロフェッショナルケア」として受けて

歯医者に来ない間は、自宅で「セルフケア」を行い

「プロフェッショナルケア」と「セルフケア」の両輪

つまり「歯医者と患者さんとの二人三脚」で「予防治療」と言えます。

「歯医者は痛くて怖いところ…」私も実は過去そう思っていました

中学生の頃、麻酔をしてたくさんの歯を治療しました

当日は歯の大切さも分からず、両親に「歯医者に行きなさい」

「歯は大切にしなさい」と言われるのもとても嫌だったのを覚えています

ですが今、このような職業についた事もありますし

「身体の健康」を考えた時、「口の中の健康管理」がとても重要なのだなと

気づきました。

それと同時に、中学生の時の自分に少し後悔しています。

「あの時ちゃんとしとけば…」

みなさんには同じ想いをしていただきたくないのと

少しでも長くご自分の歯で、たくさんおいしい物を食べたり

大好きな人たちと会話を楽しんだりしてほしいです

やはりそこには「予防治療」が深く関わってくると思いますので

ぜひ一度、歯科医院へ足を運んでみてください。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 石原

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歯並びの土台づくりに重要なことは?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です。

歯並びの土台づくりに重要なことはなんだと思いますか?

歯並びの土台づくりには噛むことが重要です。

噛む力というのは非常に重要で、お口の周りの様々な筋肉が使われることで噛む力が育ち、お口の周りの筋肉が発達することでしっかりとお口を閉じることができ、口腔内の圧力(内因圧と外因圧)のバランスが整い顎が発達し、永久歯が綺麗に並ぶ土台を作ることができます。

歯並びは遺伝が影響することもありますが、現代人の食生活は噛みやすい柔らかいものが多く、噛む回数が昔に比べるとはるかに少ないため、顎やお口の周りの筋肉が発達せず、歯の土台である顎が小さくなり歯がデコボコ並んでしまったりお口の周りの筋肉が発達しないことで、お口を閉じる力が弱くなりお口がポカンと開いた状態になり、口腔内の圧力のバランスが崩れ、歯並び・噛み合わせに悪影響を及ぼします。

(*口腔内の内因圧と外因圧とは:歯は頬や舌、唇から適切な圧を受けることによって正しい位置におさまります。例えば、舌が前歯にあたったままの状態だと歯が押し出されて出っ歯になってしまうこともあります。)

正しい噛み方や噛む力を育てるためのポイントがいくつかあります。

①子どもが噛み切れる固さの食べ物を奥歯で左右均等にゆっくり噛むこと。

これはお口の周りの筋肉の発達に適した正しい噛み方になります。口を閉じて顎を水平・垂直に動かして奥歯でしっかり噛みましょう。

口を開けてくちゃくちゃ食べる食べ方は×ですよ!

②食べる時の姿勢

正しい噛み方で噛むためには、食べる時の姿勢が重要です。

足の裏・かかとをしっかりと床につけ、唇をしっかり閉じ奥歯でバランスよく噛みましょう。

正しい噛み方ができれば、奥歯がしっかり立ち上がり永久歯が並ぶスペースが確保されます。

永久歯がしっかり並ぶスペースが確保されると歯がきちんと並びやすくなりますよ!

もちろん、遺伝的要因が歯並び・噛み合わせに影響することもありますし、生えてくる歯の大きさによる影響があることもあります。

ただし、正しい噛み方で歯並びの土台づくりができることも確かなので、お子さまの食事の時の姿勢や噛み方などを気をつけてみてくださいね!

歯並びや噛み合わせの改善には矯正治療が必要になるので、歯並び・噛み合わせに気になるところがある場合はぜひご相談くださいね!

福山市 医療法人幸美会

なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小澤