どうして虫歯になりやすくなる?/治療した歯を長持ちさせるには?

どうして虫歯になりやすくなる?

こんにちは。福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付 長畑です。

皆さんは虫歯になりやすくなっていると言われたことがありますか?今までそんなこと言われたことなかったのに…とショックを受けますよね。

年齢を重ね、特に歯周病によって歯ぐきがやせると歯の根の表面が露出します。

実はこの歯の根の部分(歯根面)は歯の頭の部分(歯冠)より虫歯になりやすいんです!そのため、年齢を重ねると虫歯になりやすいと言われるんです。

また、唾液量の減少も影響してきます。唾液は歯と歯の間に残った食べかすを洗い流してくれるなど健康なお口の状態を維持するに重要です。

高齢になると唾液の分泌量がある程度低下します。その他にも糖尿病や自己免疫疾患を患っていたり、頭頚部の腫瘍に対する放射線治療を受けている場合にも唾液量が減少します。また、日常的に服用する治療薬の副作用として唾液分泌量の低下がんもたらされることがあります。

虫歯予防にフッ素が効果的なことはよく知られていますが実は歯根面の虫歯の予防や進行抑制にも役立ちます。フッ素洗口液の毎日の使用や歯医者さんで定期的にフッ素を歯に塗ってもらうなど、日々お口の中の健康を心がけていきましょう!

福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付長畑

治療した歯を長持ちさせるには?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック  歯科衛生士 岡本

皆さんは歯の根っこの治療をされたことがありますか?

根っこの治療とは、虫歯が大きくなり歯の内側の神経まで到達してしまった虫歯で、

神経まで虫歯が到達すると、神経ごととる治療が必要になります。

神経をとる治療をした後は、神経が通っていたところに代わりとなるお薬を詰めて被せをしていきます。

その歯を長く持たせるにはどうすればよいでしょうか?

大切なことは3つあります。1つ目は定期的なメインテナンス

定期的に歯科医院にいき口の体が問題ないか確認してもらいましょう。

そして、定期的に歯石やばい菌をとってもらいお口の中の細菌の数を減らしておきましょう。細菌の数が多いと被せ下で虫歯になるリスクが高くなってしまいます。

2つめは、セルフケアを今まで以上に気を付ける

セルフケアとは、自宅でのケアになります。歯ブラシやフロス 歯間ブラシなどで、日々のお口の中の細菌量を減らしてあげましょう。

被せものの種類によっては、天然の自分の歯に比べて細菌がつきやすいものもあります。

3つめは、神経を取った歯で硬い物を無理やり噛まないことです。

神経をとった歯は、枯れ木を同じく栄養が送られていないので、強い力がかかると歯が被せの中で割れてしまいます。

最悪の場合、割れてしまうと抜歯の可能性もあります。

このように、大切なポイントがいくつかあるので、気になることが歯科医院までお問い合わせください。

福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 岡本