歯ぎしり・食いしばりが歯に与える影響とは?/神経の生死診断って?

歯ぎしり・食いしばりが歯に与える影響とは?

こんにちは 福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の清水です。

みなさん、いつの間にか歯ぎしり・食いしばりをしていませんか?もしかすると気づいていないうちにしている可能性があるかもしれません。

歯ぎしりとは、ギリギリと音を立てて歯を左右に擦りあうことをいいます。

食いしばりは、持続的に噛みこんでいることをいいます。

歯ぎしり・食いしばりはストレスや集中しているときに無意識に行われていることがほとんどです。

そのため、寝ている間や無意識に行っていることが多いためなかなかやめることは難しいです。

【歯ぎしり・食いしばりによる影響】

・歯が擦り減り、しみる症状が出る。

・歯にひびが入り、痛みやしみる症状がでる。痛みが続く場合は神経を取らないといけないこともある。ひびの入り方によっては歯を抜くこともある。

・顎関節症になってしまうこともある。

・歯に負担がかかり周りの骨を溶かしてしまい歯周病を悪化させてしまう。

・顔周りの筋肉に力が常にかかっている状態のため、骨隆起ができたり、エラがはる。

・頭痛や肩こりの原因になったりすることもある。

このように、歯ぎしり・食いしばりはたくさんの影響を及ぼしてしまいます。

【歯ぎしり・食いしばりの対策】

・日頃から食いしばっていないか意識しておき、気づいた離す。

・マウスピースを作る。歯ぎしり・食いしばりを治すわけではありませんが、歯への負担を軽減することができます。

・ストレスを感じているのであればストレスを解決する。

歯ぎしり・食いしばりは歯にとっても、身体とっても悪影響です。歯科医院での相談をおすすめします。

福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水

神経の生死診断って?

こんにちは 福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の森岡です。

皆さんは歯が痛くて我慢できないといったご経験はありますか?

虫歯は神経にまで達してしまったとき、歯を救う最後の手段となる
「歯の根の治療」 になります。

実はとても難易度が高く、技術と労力を要する治療なんです!

1⃣一般的な診察と検査

①問診

②視診

③レントゲン

2⃣歯髄の検査

①打診

②温度診

③電気診

3⃣診断

この流れで神経の生死を判断しています。

神経を取ってしまうと、痛みは和らぎますが、 歯がとても脆くなってしまいます。

歯髄の生死は、ひとつの検査ではっきりとわかるものではないので、色々な検査を組み合わせて診断しています。

根っこの治療は1回では終わりません。

根っこがきれいになるまで消毒と清掃を繰り返し、最終的な神経の代わりになるお薬を充填して終わります。

個人差はありますが複数回の来院は必要です!

歯を1本でも多く残すために、気になる症状があればお気軽にお問い合わせください。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 森岡