歯を抜いた後の治療/フロスorダイって?

抜歯後に放置はかみ合わせのバランスを崩す事があります。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 石原

歯を抜いた後、場所によってはそこに何か入れる治療を行わないと

「かみ合わせのバランスが崩れたり」「歯並びが変わる事があります」

1本抜いたとしても、実は何となくかめるものです。

ですが、これが落とし穴でもあります。

「かめてるから大丈夫」と思って過ごしているうちに

「あれ?歯並びこんなのだったっけ?」

「最近ここの歯かむと痛いな…」

などの不調が現れます。

原因は、歯を失った事による、かみ合わせのバランスの変化です。

人間は、無意識のうちに「かみやすい場所」「かめる場所」で

食事をしています。

そのため、1本なくなったところを補うために

かみやすい場所、かめる場所を使い続ける事で

その場所に過度な負担を加えてしまい、気付いた時には

「歯が折れていたり」「歯が捻挫した状態」になっている事があります。

では、抜いた後どうすればいいか…

ほとんどの場合は、3つの選択肢があります。

1.義歯にする。

2.ブリッジにする。

3.インプラントにする。

口の中の状況により、できない治療がある方もいますが

多くはこの3つの中から選んでいただくようになります。

それぞれにメリット・デメリットがあるのと

その人の口の中の状況によっては

おすすめできない治療もありますので

歯科医師・歯科衛生士・トリートメントコーディネーターまで

ご相談ください。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 石原

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フロスorダイって?

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です☺

『フロスorダイ(floss or die)』というワードを耳にしたことはありますか?

1997年にアメリカの歯周病学会がスローガンなのですが、『フロスをするか死ぬか』というかなり強烈に感じるワードですよね…

デンタルフロスを使用することが歯周病予防においてとても重要ということを伝えるためのスローガンなのです。(もちろん歯周防予防だけでなく、虫歯予防にも有効ですよ!)

歯周病の原因菌はお口の中だけでなく全身疾患とも関係していることはよく知られていることだと思います。

歯周病の原因菌は血管を通じて全身をめぐり、脳梗塞・心筋梗塞・早産・低体重児出産・誤嚥性肺炎などさまざまな病気の一因になることが分かっています。

たかが歯磨き…と思われるかもしれませんが、歯ブラシを使用して除去できるお口の中の汚れや細菌は約60%です。

歯ブラシでどんなに丁寧に歯磨きをしていたとしても歯と歯の間など歯ブラシが届かないところには細菌が残ってしまいます。

そこで重要なのが歯ブラシが届かない歯と歯の間の細菌を除去することができる
デンタルフロスや歯間ブラシを使用することなのです。

歯周病予防や虫歯予防で重要なのは原因となる細菌を除去することです。

歯ブラシも使ってフロスや歯間ブラシも使って…と考えるとかなりめんどくささを感じてしまいますが、自分自身のお口の中を清潔に保ち、健康な体を維持するためにもぜひフロスや歯間ブラシを使用していきましょう!

福山市 医療法人幸美会

なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小澤真衣