顎関節症って?/口腔健康管理はじめませんか?

顎関節症って?

こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 山岡です。

みなさんは、今までにこのような症状はございませんか?

◎顎が痛い

◎口を大きく開けられない

◎顎が疲れる

◎口を開けると音がする

これらの症状がいくつかあると、顎関節症の可能性があります。

顎関節症は、3つのタイプに分かれます。

①筋の異常

最も多いタイプで、下顎を動かしている筋肉や、首、肩の筋肉の疼痛、不快感を感じます。

②顎関節内部の異常

顎関節の中で、捻挫のような状態が生じていたり、関節円板がズレたりしています。

③骨の変形

主に下顎頭が変形し、周囲の炎症をともなって痛みや雑音を生じます。

では、なぜ顎関節症が起こるのでしょうか?

〜顎関節症の原因〜

◎歯ぎしり

◎食いしばり

◎咬合異常

◎強打などの外傷

これらが挙げられます。

症状改善の第一歩は、セルフケアです。

〜7つのセルフケア〜

①顎を安静を保つ

痛みが強い場合、長い時間噛まないといけない食べ物は避け、軟らかい食事にしましょう。

日中、食いしばりをしないように、いつも上下の歯を離しておき、顎をリラックスさせましょう。

②大きな開口を避ける

あくびの力をコントロールしたり、食事中や会話での大開口は避けましょう。

③温湿布

慢性の筋症状には温湿布を行います。

急性症状には、冷湿布することもあります。

④筋肉へのマッサージ

頬の筋肉をマッサージしてみましょう。

血行が良くなり、痛みが軽減します。

温湿布の後や、入浴後が効果的です。

⑤良い姿勢を保つ

椅子に座る時は腰を深くかけ、背中を伸ばすようにしましょう。

⑥仰向けか横向きで寝る

顎関節や首の筋肉に負担をかけないように、仰向けか横向きで休み、うつ伏せは避けます。

枕は低いもので、主に首の部分を支えるようにしましょう。

⑦開口練習

症状に応じて、歯科医師の指示に従って開口練習をしましょう。

症状がある方は、一度歯科医院へ受診されることをおすすめします。

当院に来院された際は、スタッフにお気軽にご相談下さいね♪

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 

歯科衛生士 山岡

口腔健康管理はじめませんか?

こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 坂本です。

歯科に定期的に来院し、検診やクリーニングを受けて健康管理をしていた患者さんの場合、コロナの影響で受診間隔が空いても、どうにか歯ぐきに炎症のないよい状態でもちこたえておられる方が多いことをご存知ですか?

2020年の春、歯科では多くの受診控えが起きました。また、歯科側にも、マスクや消毒薬の不足、3密回避のための対策を求められました。

新型コロナウイルス感染症では、糖尿病などの基礎疾患をもつかたの重症化と死亡率が2~3倍になることが確認されており、これまで以上の身体の健康の大切さを感じている方は多いと思います。

歯科と身体の健康は関係ないと思われがちですが、近ごろでは口腔細菌と糖尿病、脳梗塞、心疾患、認知症、リウマチ、誤嚥性肺炎との関わりなど、全身疾患へのお口の健康状態の影響が示唆されています。

お口はウイルスが感染しやすい「病気の入口」ですが、それだけに、お口の健康を保てば「健康の入口」にすることもできます。

お口を健康に保ち、健康の入口にしていっていただきたいと思います。

歯周病菌は強力なタンパク質分解酵素をもち、歯ぐきをただれさせますが、この酵素がお口の粘液の層も破壊し、口腔粘膜の細胞の受容体をむき出しにしてウイルス感染を容易にしていることが分かっています。

感染対策最後の砦は、自分自身の抵抗力。身体を大切にし、歯周病菌の悪さを阻止するために、口腔管理を徹底していきましょう!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 

トリートメントコーディネーター 坂本