歯科検診に行くのはなぜ?・知覚過敏って何?

歯科検診に行くのはなぜ?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 

トリートメントコーディネーター 笠原です。

歯科検診、みなさんは行かれてますか?

そもそも歯科検診、何をするの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

①虫歯のチェック(口腔内の確認)

②スケーリング(歯石の除去)

③PMTC(バイオフィルムの除去)

④フッ素の塗布

が主な内容になります。そのほか、プラークコントロール(
歯磨きで 歯垢を取り除き、正常に口内環境を保てているかどうか)によっては随時ハミガキ指導をおこなったり、それに伴い染め出しを行ったりします。

また、1年に1回必ずお口全体のレントゲンを撮影し変化がないかを確認します。

この様な定期健診を続けることで、歯周病の進行を防ぎ、歯茎と
歯を支えてくれている歯茎の下にある骨を健康な状態に保ちます。

また、虫歯の早期発見を行うことで、歯の健康寿命を保っていくことが出来ます。

定期健診に通わず過ごしていると、50代くらいからがくんと歯の残存数が減っていくことが市場調査でも言われています。

歯が18本~28本あると硬いものがしっかりと噛めるのですが、それ以下になってくると、だんだん噛みづらくなっていきます。

しっかり噛んで、なんでも食べれる状態にお口の中を保っていくことは、身体の健康を保つ上でとても重要です。

痛くなってからの歯科通院は、治療費も時間も健診の倍以上どちらも費やすことになります。

歯科通院は歯科検診=予防治療で通っていただくことで、皆さんの歯の健康をお守りします。

1年以上歯科受診されていない方は、1度健診を受けに歯科医院を訪れてみませんか?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 

トリートメントコーディネーター 笠原.康江

知覚過敏って何?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 細谷麻衣 です!

本日は皆さんも1度は聞いたことがあると思います。

「知覚過敏」についてご説明します。

「知覚過敏とは、虫歯になっていないが、歯がしみる」という症状です。

そして、この痛みは一過性で持続しないというのが特徴です。

歯ブラシの毛先が当たって痛みを感じても、その一瞬で痛みは止まります。

冷たい物を飲んでそれがしみても、飲んだ後口腔内の温度が元に戻ると痛みは消えます。

しかし、虫歯の初期段階でも一過性にしみたり痛みを感じることがあるので、これを患者様に判別していただくのはとても難しいです。

なので、心配な方は1度歯科医院を受診して診断をしてもらいましょう!!

知覚過敏の原因としては、

・歯周病による歯根面が露出すること

・先天的なエナメル質の欠損

・横磨きなど間違ったブラッシング方法により歯肉が退縮してしまうこと

・歯根の磨耗

・歯ぎしりなどによる歯の磨耗

・つめものやかぶせものと歯質との間に出来た隙間や段差

などが考えられます。

知覚過敏症状が出た場合、軽度の場合は正しい歯磨きの方法を指導してもらう事です。

中程度の場合は、歯根の表面をしみどめのお薬を使用しコーティングします。

重度の場合は、セメントやレジンでしみる箇所を保護します。

そしsて刺激から守ってあげるのです。

どうしてもしみ症状や痛みが落ち着かなければ最悪、神経を取る処置になります。

もし、しみる症状や痛みがある場合そのままにはせず一度歯科医院へご相談くださいね。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 細谷麻衣