インプラント治療について・腸内細菌叢と歯周病って関係があるの??

インプラント治療の流れ

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 石原

インプラントの治療の流れをご紹介します

1.口の検査

⇒インプラントができる状態かどうか、虫歯や歯周病の有無を検査し

 レントゲンや口腔内写真で噛み合わせの検査を行います。

2.CT診断

⇒CTを撮影し、骨の高さ、厚みを調べ、インプラントの太さや長さを決めます。

 最も安全で理想的な位置にインプラントを入れるシュミレーションを行います

3.インプラント手術

⇒部分麻酔により手術を行います。手術時間は手術の難易度により決まります。

 シュミレーションによりインプラントを安全で理想的な位置に入れる

 ガイデットサージェリーを使用して手術を行います。

4.経過観察

⇒インプラントが骨と結合するのに、約2~6カ月待ちます。

5.土台や冠の治療

⇒インプラントが骨と結合した事が確認できたら、土台や被せの型取りをします

6.メンテナンス

⇒1~3ヶ月毎に天然歯も含めて定期メンテナンス(予防治療)を行います。

 インプラントの清掃方法などをお伝えします。

インプラント治療前には、医師やカウンセラーからの

無料相談がございますので

お気軽にご相談くださいませ。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 石原

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腸内細菌叢と歯周病って関係があるの??

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です☺

歯周病が全身の病気と関係するということはよく知られていますよね。

歯周病菌そのものが悪さをする、細菌が起こす炎症により生み出された炎症物質が悪さをするというのが従来の考えなのですが、細菌では歯周病菌が腸に入り込み腸内細菌叢が乱れることで全身の病気に繋がるという考え方もあるようです。

①歯周病菌そのものが悪さをするとは…

 歯周病菌など口腔内細菌が出す毒素などにより歯ぐきが炎症を起こすと、炎症が起きた歯ぐきの血管に細菌が入り込み血液を介して全身に渡ります。血管や臓器に入り込んだ細菌が毒素を出すことで悪影響がでる。

②細菌が起こす炎症により生み出された炎症物質が悪さをするとは…

歯ぐきで炎症が起きると身体の免疫細胞たちが集まってきて細菌をやっつけようとします。そのときに免疫細胞から活発に作り出されるのが「炎症性物質」です。この炎症性物質も血液を介して全身に広がりその他の炎症を引き起こすとされています。

③歯周病菌が腸に入って悪さをするとは…

腸にたどり着いた歯周病菌が腸内細菌叢を乱すことで全身に病気や悪影響を与えるという考え方です。

腸内細菌というのはその人が持つ腸内細菌のパターンです。

人は成長に伴い、いろいろな細菌を身体に取り込みます。大体小学生の頃にはその人の腸内細菌叢が確立するとされています。

腸内細菌叢は身体の防御反応に深く関わっており、人体の免疫の約7割を担う腸管免疫や菌が無秩序に身体の中に入り込まないようにするバリア機能があります。

歯周病菌が口の中からや血管から腸にいたり、腸内細菌叢のバランスを崩すと、腸管免疫やバリア機能を低下させ、全身の病気の発症や悪化に繋がるとういうことが最近の研究で考えられているそうです。

また、歯周病が悪化しやすい腸内細菌叢もあるということも研究でわかっているそうです。

腸内細菌叢を健康に保つために大事なことは健康なお口を維持することやバランスの良い健康的な食生活です。

健康なお口を維持することは虫歯や歯周病の悪化を防ぐことができ、腸内細菌叢を健全に保つことができることで全身の健康にもつながります。

健康なお口は健康な食生活を維持することにもつながるので、食生活から健康を維持することにもつながります

腸内細菌叢と歯周病に関わりがあるということや腸内細菌叢の働きや全身への影響を知ることで、より一層お口の中の健康に対する意識が変わりますね!

お口の健康の維持は、セルフケア(ご自身での歯磨き習慣)とプロケア(歯科医院での予防治療など)の二人三脚です。

定期的な予防治療を続けて受けられているという方は継続して予防治療に通院してくださいね!

最近、歯科医院から足が遠のいているな…という方はまず最初の一歩として歯科医院に予約の電話をするところから!

一緒にお口の健康と身体の健康を守っていきましょうね!

福山市 医療法人幸美会

なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小澤 真衣