フロスと歯間ブラシ/機能性食品による虫歯予防

フロスと歯間ブラシ

福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 延平です

みなさんはフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使用していますか?

歯科医院で使った方が良いというお話を聞いたことがありますか?

フロスと歯間ブラシどっちが良いのかや何が違うのか、

自分が使っているものはどっちなのかご存知ですか?

まずはフロスと歯間ブラシの違いについてお話します

フロスは糸状になっており、持ち手が付いているホルダー付きの物と

自分の指に巻く指巻きタイプの二種類があります

歯茎が引き締まっており、歯と歯の間の隙間があまりない方にオススメです

歯ブラシの毛先がなかなか届かない隙間の汚れをしっかり絡め取ることが出来ます

歯間ブラシは持ち手が付いており一般的に針金に毛が付いたような作りになっています

サイズがSSSからあり種類が豊富です

先ほどのフロスと違い歯茎が下がって歯と歯の間があいてしまっている方にオススメです

よくフロスや歯間ブラシを使うと歯茎が下がるから使わない

という方がおられますが、自分にあった物を使用していれば

下がることはありません

詰まっていた汚れが取れたり、

歯肉が引き締まり良い状態になったことによって

隙間が広くなったように感じるだけです

なので安心して使用してくださいね

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 延平

機能性食品による虫歯予防

こんにちは!医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 坂本です。

突然ですが、皆さんは「機能性食品」ってご存知ですか?

現在、日本で利用できる機能性食品には、「特別用途食品」「特定保健用食品(トクホ)」「栄養機能食品」「機能性表示食品」「日本トゥースフレンドリー協会認定食品」などがあります。

虫歯を予防したい方には、トクホと日本トゥースフレンドリー協会認定食品にぜひ注目してみて下さい!

これらの製品はスクロース(砂糖)の代わりにキシリトール、マルチトール、スクラロース、アステルパーム、アセスルファムKなどの代用甘味料を利用しているので、虫歯の心配がありません。

「歯の健康」に関連したトクホには、飴やチョコレート、チューイングガム、乳飲料、タブレット菓子などがあり、2020年10月時点で88品目が消費者庁によって許可されています。

トクホには、虫歯の心配がないだけでなく、「再石灰化促進機能」を持つものもあります。

再石灰化とは、虫歯菌の酸などにより唾液に溶け出した歯の成分(カルシウムとリン)が、溶けた部分に戻って修復されることを言います。

再石灰化を促進する成分を含んでいるトクホには、「歯を丈夫で健康に保つのに役立つ」 といった効能表示が可能です。

ガムでは、ポスカ(グリコ)、リカルデント(モンデリーズ・ジャパン)、キシリトール(ロッテ)、お茶から生まれたフッソガム(明治)が該当します。

虫歯の予防には、何を食べるかと同時にいかに食べるかもとても重要です。

甘い物がやめられないという方は、トクホなどの機能性食品を利用してみて下さいね!

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 坂本