妊娠中の歯に良い栄養

妊娠中の歯に良い栄養

こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 山岡です。

前回、妊娠中に起こりやすいお口のトラブルについてでしたが、今回は、妊娠中に摂ると歯に良い栄養についてお話ししたいと思います。

まず、赤ちゃんの歯は、いつ頃から出来ると思いますか?

すべての乳歯は、胎生7〜10週に歯の種(歯胚)ができ、胎生4〜6ヶ月には石灰化が始まります。

お母さんから栄養をもらって、石灰化が進んでいきます。

永久歯も早いものは、妊娠初期の4ヶ月頃から作られ始めます。

もうそんなに前から歯が作られるの?!とビックリですよね!

赤ちゃんの歯の質が強いか弱いかは、お母さんの食事の内容が大きく影響します。

妊娠中の1日のカルシウムの必要量は、900mgといわれています。

しっかりカルシウムを摂ると、丈夫な歯になります☆

〜カルシウムを多く含む食品〜

●牛乳、乳製品・・・ヨーグルト、プロセスチーズなど

●緑黄色野菜、ゴマ・・・小松菜、大根葉、春菊、チンゲン菜など

●小魚、海藻・・・いわし、ししゃも、ひじき、煮干し、干しエビ、しらすなど

●大豆製品・・・がんもどき、木綿豆腐、高野豆腐、大豆など

〜歯を育てる栄養素〜

●たんぱく質・・・魚、肉、牛乳(乳製品)        卵、大豆製品

●ビタミンA・・・緑黄色野菜、うなぎ

●ビタミンC・・・野菜、果物

●ビタミンD・・・かつお、いわし、マグロ、干し椎茸

カルシウムだけでなく、歯を育てる栄養素として、良質のたんぱく質、ビタミン、鉄分などもバランス良く摂って、赤ちゃんの歯を強い歯にしてあげましょう♪

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 山岡 芽生

歯磨き粉の種類

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 延平です

普段、歯磨きをされる際に歯磨き粉を使われている方がほとんどだと思いますが、

その歯磨き粉はきちんと自分のお口に合ったものですか?

歯磨き粉にも種類や用途があり1つ1つ成分が違うんです

今回は当院で取り扱っている歯磨き粉をいくつかご紹介します

☆虫歯のリスクが高い方にオススメ チェックアップスタンダード

低発砲で泡立ちが少ないため、時間をかけてしっかり磨くことが出来る

うがいの回数が少なく済むためフッ素をよりお口の中に留めておくことが出来ます

また、低研磨のため歯や歯肉に優しいです

☆歯肉炎・歯周病予防にオススメ リペリオ

歯周組織の回復を促進する働きや歯肉を引き締めてくれる成分が入っているため

歯肉炎や歯周病で歯肉が弱っている方や、腫れがある方にオススメです

発泡剤が入っていないため、歯磨き粉として使うことはもちろんですが

歯肉のマッサージにも使用していただけます

☆知覚過敏の症状にお困りの方にオススメ ヒスケア

歯の神経の周りで痛み(刺激)の伝達を

ブロックしてくれる成分や、

開口した象牙細管を塞ぎ、刺激をブロックしてくれる成分があります

シミ止めの成分が入った歯磨き粉の中でも

象牙細管を塞いでくれるような成分まで入っているものは

なかなかありません

知覚過敏用の歯磨き粉を使用しているけど症状が変わらない方は

試されてみてはいかがですか?

自分にあった歯磨き粉が分からない方はお気軽にご相談ください!

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 延平