予防治療について/虫歯になりにくくするには?

こんにちは。幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤井です。

当院では、三ヶ月に一回の予防治療(メンテナンス)を行っています。予防治療は症状の再発防止のための処置と考えています。

≪メンテナンスの重要性≫

虫歯や歯周病が進行すると、治療にかかる患者様の体力的経済的な負担が大きくなってしまいます。しかも、一度削った歯は、二度と元には戻りません。健康的な歯と口腔環境をできるだけ長く保つために、「痛くなってから」ではなく「痛くなる前に」ご来院ください。

予防治療が「三ヶ月」である根拠は、歯科医院で歯科の治療やクリーニングを行ってからプラーク・歯石が蓄積し、虫歯や歯周病のリスクが高まるサイクルが約三か月だからです。

このスパンで予防治療を受けるだけで、虫歯や歯周病の発生率・再発率が大半に減少します。

≪予防治療はなにをするの?≫

口腔内検査・スケーリング(歯石除去)・PMTC(菌の膜を磨きながら除去)・染出し(菌を染めて磨き残しを確認)・歯磨き指導・フッ素塗布などその時必要に応じています。

痛い事はしませんので気軽にお越しください。

幸美会なかむら歯科クリニック歯科衛生士 藤井

虫歯になりにくくするには?

引野町 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 小川

みなさん、生活の中でどれくらい歯のことを考えていますか?

あなたの生活の中には、虫歯になりやすい生活習慣があるかもしれません。

では一緒に生活習慣を振り返っていきましょう。

まず、虫歯はどうしてできるのでしょうか?

虫歯になる要素は3つあります。

歯・プラーク・糖です。

入れ歯や詰め物、被せ物などの人口の歯には虫歯はできませんが、人工でない歯には虫歯ができます。

その虫歯ができるのは、虫歯菌であるプラークが食べ物に含まれる糖を食べることで酸を作り、その酸によって歯が溶けてしまうことが要因になります。

これら3つの要素が揃う時間が長ければ長いほど虫歯になりやすくなってしまいます。

では、3つが揃う時間を短くするにはどうしたら良いのでしょうか?

それは、少し生活習慣を見直してみることで短くすることができます!
たとえば、

・ダラダラ食べをしない

・しっかりと歯についたプラークを取り除く

これらの生活習慣を身につけることで、虫歯は予防できるのです。

まず、ダラダラ食べですが、飲食の回数が多かったり、ながら食べをしたりするダラダラ食べは、虫歯のリスクを高めます。

プラークは通常、中性の酸性度ですが、食べ物に含まれる糖によって酸性に傾いてしまい、歯の表面を溶かしてしまいます。

その酸性状態が長くなると虫歯になってしまうのです。

常にを舐めていたり、砂糖が入った飲み物を頻繁に飲んでいると、ダラダラ食べになってしまっています。

そんな習慣がある方は少し見直してみましょう。

そして、食べた後にはしっかりと歯磨きをしましょう!

歯磨きは1日2回はフッ素を含んだ歯磨き粉を使うことをお勧めします。

そして、歯磨きをした後は食べ物を食べないようにしましょう。

お口の中にプラークがない状態を保ってあげましょう。

こういった生活習慣を振り返り、虫歯になりにくくしていきましょう!

引野町 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

 

親知らずはなぜ抜くの?/歯石はどうして取らないといけないの?

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター中川

なぜ親知らずを抜くのかみなさんご存知ですか?抜く前にも抜いた後にもさまざまな問題のある親知らずですが、長い目で見て、メリットとデメリットを十分に考慮して患者さん自身が抜くか抜かないか判断してください。

1.親知らずのよる様々な障害とは

・親知らずとその前の歯がむし歯になりやすい。

・親知らず周囲の炎症が広範囲に波及する。

・前歯の歯並びがくずれてくる。

2.抜歯治療の流れ

・初診日 診査診断 抜歯の予約

・抜歯当日

・抜歯日に縫合していれば1〜2週間後で抜糸

・経過観察・治癒を待って終了

3.抜歯後に伴う症状

・抜歯後には出血が生じます。2〜3日は唾の中に血液が混じります。

・抜歯後には腫れが生じます。晴れの症状は術後2〜3週間後に治ります。

・抜歯後には口が開けづらくなったり、唾を飲み込んだら喉が痛いという症状が出ます。この症状も術後2〜3週間後に治ります。

・下の親知らずを抜いた場合、手術後に下唇や下の歯、あるいは知覚麻痺などしびれを生じる事がまれにあります。しかし、通常は時間の経過と共に症状は軽減していきます。

4.抜歯を決めたら

・抜歯当日の体調管理をしてください。寝不足、発熱等の体調不良、二日酔いのないようにお願いします。

・抜歯後2~3時間は麻酔が効いており、食事が出ない為、お腹が減っていないように何か軽く食べて来院してください。

・抜歯後には腫れや痛みを伴いますので、何か大切な行事や仕事やプライベートの予定がある前には抜かない方が良いと思いますので、予約をとる際は日程をよく確認してください。

親知らずを残しておいても抜いてもリスクがある場合がありますので、気になることがあればどんなこ聞いてください!!

歯石はどうして取らないといけないの?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 小川

皆さん、歯医者さんで歯石を取ってもらったことがありますか?

「歯石が溜まっているのできれいにしていきます」と言われたことがあるのではないでしょうか。

では、どうして歯石を取らなくてはいけないのでしょうか?

歯についた歯石は固く、表面がざらざらしています。

そうすると、歯垢(プラーク)などの汚れが溜まりやすくなります。

歯にこびりついた歯石には大量の細菌が付着することになります。

つまり、歯石はついた歯はとても汚れた状態なのです。

そんな汚れた歯石がついた歯を放置すると、歯茎の隙間や内部に細菌が忍び込んでしまいます。

そして、歯茎が赤くなったり、腫れたりしてしまうのです。

お口の中をきれいに保っていないと、大丈夫と思っていても歯周病になってしまいます。

お口の中で悪さをする細菌を取り除くためには、歯石そのものを取り除く必要があるのです。

ただ、歯石はお家でどれだけ念入りに歯磨きなどのケアをしても歯についてしまうものです。

それは、歯石が唾液の中のカルシウムとプラークが結合してできるものだからです。

食事をするとプラークができてしまうため、どれだけ歯磨きをしても歯石はついてしまいます。

そのため、定期的に歯医者さんに通うことで、歯石を取ってもらうことでお口の中を綺麗な状態に保つことができます。

皆さんもお家でのケアにプラスして歯医者さんの定期検診を受けてみましょう!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

生活歯の治療後の冷水痛/歯磨きで出血?

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 中川

突然ですが、みなさん、今まで歯医者さんに行って、冷たい物にしみていなかった歯が「ここに虫歯がありますね、ですから歯を削って治療しますね」と説明を受けた後に、治療を受け、自宅に帰宅後、飲食すると急に冷たい物にしみて、歯が痛いという経験はありませんか?

これには理由があります!

そもそも虫歯の治療を行う際には、虫歯の部分を全部取り除いて行う事が大前提になります。

虫歯を残して処置することは、錆びついた看板に錆を取り除かずに、ペンキを塗る事と同じで、ペンキの塗り状態が優れない事と同様に、虫歯を全部取り除かないと修復処置は出来ないのです。

その為に、虫歯の治療時には虫歯を全部取り除きます。深い虫歯がある場合には、虫歯除去中に神経に対して、どうしても刺激が伝わることとなります。これにより、処置前の疼痛の有無に関わらず、神経が生きている歯は、虫歯処置後にしみたり、痛みがでる場合があります。

個人差はありますが、通常はしばらくしたら、冷たい物にしみる事や痛みは軽減していきます。しかし、軽減する事なく、痛みが増してくる場合はやむを得ず、神経処置を行う場合があります。

できることなら神経処置は極力行わない方が、歯の寿命を考えると良いと言われています。

自分の歯を守り長く使っていく為にも歯医者さんに定期的に通い検診を受けてください!

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 中川

歯みがきで出血?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 小川

皆さんは歯磨きの際の出血した事がありますか?

歯磨き中に急に出血すると慌ててしまいますよね。

それでは、なぜ歯磨き中に出血してしまうのでしょうか?

それは、簡単です。歯茎に歯ブラシによる傷ができてしまっているのです。

そして、この傷ができる原因は2つのパターンがあります。

1つ目は、歯ブラシで磨きすぎてできる傷です。

これは、硬めの歯ブラシを使ったり、強い力で磨きすぎてしまったり、歯よりも歯茎に歯ブラシが当たってしまったりすることで起こります。

この場合、歯周病になっていない健康な歯茎でも歯ブラシに負けてしまうことで傷がつき、出血してしまうのです。

そんな時は、一度自分の手の甲を歯ブラシでこすってみると、自分のこする力の強さや、歯ブラシの硬さがわかりますよ。

磨きすぎのまま、ずっと歯磨きを続けると、出血だけではなく、歯茎が痩せてしまう原因にもなります。

そして、2つ目が歯茎に炎症がある場合です。

歯茎に炎症があると、傷がつきやすいのです。

またそうなってしまうのには、歯を磨けていないから炎症が起きてしまうという背景があります。

この場合、出血があっても、適切な歯磨きを続けていると炎症が引いて出血しなくなります。

2つの出血する原因を紹介しましたが、その原因を自己判断するのは難しいですよね。

そんな時は、歯科医師や歯科衛生士医師に相談してみてください。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

年齢ごとのフッ素の濃度って?/歯周病ってどんな病気?

福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 小川

皆さんは、ご自分が使っている歯磨き粉にフッ素がどれだけ配合されているか知っていますか?

虫歯予防の強い味方であるフッ素配合歯磨き粉ですが、それを使用する推奨量・濃度について、新しい基準が発表されました。

それぞれの年齢に合ったフッ素推奨量を紹介していきます。

~歯が生えてから2歳~

推奨されるフッ素濃度は1000ppmです。

歯ブラシに米粒程度(1~2mm程度)の歯磨き剤を使用します。

就寝前を含めて1日2回は歯磨きをしましょう。

うがいが難しい場合は、うがい不要のジェルを使用したり、歯磨き後にティッシュなどで歯磨き剤をふき取ってもよいでしょう。

~3~5歳~

推奨されるフッ素濃度は1000ppmです。

歯ブラシにグリーンピース程度(5mm程度)の歯磨き粉を使用します。

就寝前を含めて1日2回は歯磨きをしましょう。

歯磨きの後は、歯磨き剤を軽く吐き出します。うがいをする場合は少量の水で1回のみにしましょう。

お子さんが歯磨き剤を適切な量つけられない場合は、おうちの方が歯磨き剤をつけてあげましょう。

~6歳~成人・高齢者~

推奨されるフッ素濃度は1500ppmです。

歯ブラシ全体(1.5cm~2cm程度)の歯磨き粉を使用します。

就寝前を含めて1日2回歯磨きをしましょう。

歯磨きの後は、歯磨き剤を軽く吐き出します。うがいをする場合は少量の水で1回のみにしましょう。

インプラントなどチタン製の装置がお口の中にあっても、ご自分の歯があるならフッ素配合の歯磨き粉を使用しましょう。

これらの推奨量・濃度を参考にしてより良い歯磨きを目指してみましょう!

福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤本

歯周病ってどんな病気でしょうか?

よく聞く用語ではありますが実際にどのような病気でどのような症状、全身にどのような影響を及ぼしているのかなどをご存知の方は少ないと思います。

歯周病とは簡単にいうと歯を支える骨を溶かして壊していく感染症です。

意外かもしれませんが歯周病は感染症で身近な人から感染したり、感染させてしまうものです。

そのため成人の80%がかかっているといわれています。

しかし、自覚症状が少なく気づいた時にはすでに骨が溶け始めている、最悪の場合骨がなくなっていることもあり、歯を支える骨がなくなってしまいますので大切な歯を失う原因にもなります。

また、歯周病は、がんと同様に国があげて対策をしている国民的疾患です。

なぜそこまでして対策する必要があるのかというと歯周病はお口の健康だけではなく心臓病や脳卒中、糖尿病、早産などの原因にもなるからです。

恐ろしいですよね!

ですが裏を返すと歯周病を予防することで全身の健康にも繋がるということです。

歯周病にならないためには毎日の歯磨き、そして定期的な歯科医院の受診で検査とクリーニングを行うことでお口の中の歯周病菌を減少させていくことが大切です。

ご自身と大切な人の健康のためにも一度歯周病かどうかの検査を受けてみてはいかがでしょうか?

気になった方は是非歯科医院に行ってみてくださいね!

お口のケア、歯ブラシだけで大丈夫?/キシリトールとリカルデントで虫歯予防!

福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 小川

皆さんは1日に何回歯磨きをしているでしょうか?

厚生労働省の「歯科疾患実態調査」では毎日2回以上歯磨きをする人は79.2%とされています。

それにもかかわらず、なんと成人の8割以上が歯周病と言われています。

なぜ歯磨きをしているのに歯周病になってしまうのでしょうか?

その理由の一因が、歯と歯の間のプラークです。

プラークとは歯垢や最近のかたまりの事です。歯間には子のプラークがたまりやすく、それが原因で歯周病やむし歯になってしまうことが多くあります。

皆さんが毎日している歯ブラシを使った歯磨きだけではプラークを完全に落とすのは難しいんです。

それでは、なぜ歯ブラシだけではプラークが残ってしまうのでしょうか?

歯間の歯ぐきは内側がへこんでおり、このへこみにプラークがたまりやすくなっています。

この平たんではなく、へこんでいる部分は歯ぐき自体がほかの場所よりナイーブなため、歯周病になりやすいのです。

こうした歯ブラシが届きにくいところのプラークを除去するのには、歯間ブラシやフロスが有効です。

特に歯間ブラシにはサイズの違いだけでなく、形状にもいろいろなものがあります。

持ち手からブラシがまっすぐに伸びている「I字型」、こちらは前歯に使いやすい形状になっています。

持ち手から垂直にブラシが伸びた「L字型」、こちらは角度がついているため奥歯にも使いやすく、動かしやすい形状です。

また、サイズは磨いた気がしないからと、太いサイズの歯間ブラシを無理に使うのはNGです。

歯や歯ぐきにワイヤーの部分が当たってしまうことで、傷がついてしまうことがあります。

なんとか入る!と思うサイズよりワンサイズ小さいサイズのものを使うのがおすすめです。

自分のお口に合った歯間ブラシが分からなかったり、サイズがあっているのかわからないときは、歯医者さんに相談して決めていきましょう。

自分のお口の事を理解して、歯磨きに歯間ブラシやフロスでのケアをプラスすることで、より健康なお口への第一歩を踏み出してみませんか?

福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤本

皆さんはキシリトールやリカルデントという言葉を聞いたことがありますか?

おそらくガムなどに含まれているものというイメージがあるのではないでしょうか?

キシリトールやリカルデントは虫歯の予防の1つです。

キシリトールはお口の中の悪玉菌を弱らせプラークの蓄積と虫歯の発生を減らしたり、初期虫歯の進行を防ぐことができます。

リカルデント・CCP-ACPは細菌の生み出す酸で歯が溶ける脱灰を抑制したり、脱灰により溶け出したミネラルを歯に戻したり(再石灰化)、これによりミネラル補給された歯のエナメル質は酸への耐性が増強します。

これらの成分は虫歯予防に効果があるとお伝えしましたが、注意点もあります。

キシリトールガムの注意点としては、歯科専売のガムと違い一般のガムはキシリトール100%ではないことがあり、それが表記されていないものには糖分が含まれています。

このことから、歯科専売かキシリトール100%配合のガムやタブレットをお勧めしています。

また、CPP-ACPの注意点は牛乳と大豆アレルギーがある方は使用が禁忌であることです。

配合量に関しては歯科専売の方が2倍配合されておりより再石灰化に有効なのでお勧めしています。

また、ガムを噛むことで唾液の分泌が増えたり、脳の活性化、姿勢の安定、口腔機能の安定が期待できます。

虫歯予防に是非取り入れてみて下さいね。

福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤本

お口の健康は身体の健康に関係があるの?

皆さんこんにちは。

福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 小川です。

皆さんお口の健康は保てているでしょうか?

実はお口が健康な人は健康寿命が長くなる傾向があることをご存知ですか?

健康寿命とは健康上の問題で制限されることなく生活できる期間のことです。

では、なぜお口の健康が健康寿命に関係しているのでしょうか?

健康寿命にはお口の機能面だけでなく、見た目の問題も影響していることが明らかになっています。

虫歯や歯周病があったり、歯が抜けてしまったりしたお口は、お口の健康状態が悪化しており、噛む・飲み込む・唾液を出すなどの機能状態が悪化しています。

すると、噛めない、飲み込めないことからやわらかい物しか食べられなくなったり、偏食しがちになったりすることで食事量が減ってしまいます。

慢性的にお口に炎症や痛みがあったり、不潔状態が維持されてしまう傾向も多くあります。

そのため、栄養が偏ってしまい、低栄養状態になったりうまく咀嚼・嚥下ができなくなり、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまったりします。

また、歯がないことで見た目や発音が気になったり、歯周病から口臭が気になったりすると、会話や会食を避けがちになってしまうことも多くあります。

そういったコミュニケーションの問題から友人との交流が減少し、社会参加の機会が減ってしまい、おうちに閉じこもりがちになることもあるのです。

これら、機能面と見た目の問題は全身の健康へ影響し、ついには要介護状態になったり、健康寿命の喪失、死亡リスクの増加を促してしまうのです。

皆さん、身体の健康を維持し、健康寿命を長くしていくためにも、何かお口について気になることやトラブルがある場合、歯医者を受診し、お口の健康を保っていきましょう。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 

オーラルフレイルってご存知ですか?

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾です。

お口の健康が全身の病気に影響したり、健康寿命に影響を与えることは知られていますが、皆さんは「オーラルフレイル」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

健康な状態から、お口の周りの「些細な衰え」が放置することで、お口の機能の低下、食べる機能の障害、心身の機能低下、病気になってしまう負の連鎖の事をいいます。

この「些細な衰え」とは、どんな症状をいうのでしょうか?

・硬い食べ物が噛めない(咀嚼困難感)
・むせる食べこぼす(嚥下困難感)
・お口が乾く、口臭が気になる(口腔乾燥感)
・自分の歯が少なくなる(残存歯の減少)
・活舌が悪い(舌口唇機能の低下)
などが当てはまります。

これらの症状を放置することで、心身に悪影響を及ぼし、心身機能の低下、社会参加性の低下などを引き起こします。

ではこれらの症状を感じたときにどうしたらよいのでしょうか?

これらの「些細な衰え」は、予防する、回復することができます。

・歯磨き、入れ歯の清掃
・定期的な歯科検診
・あいうべ体操などのお口の体操
・人との会話、歌を歌うなどで口や舌を積極的に使う
・バランスの良い食事や噛み応えのある食事

などを、日常生活に取り入れることで予防、回復につながります。

皆さんも、見逃しがちな「些細な衰え」を放置せず、しっかりと対処することで、健康な生活を手に入れましょう!
お口の体操や歯磨き方法などわからない事、気になることがあればお気軽に聞いてみてくださいね。

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾

定期健診で健康を守りましょう/噛みにくいお口は我慢していいの?

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 野原美智代

皆さんは歯医者さんへ定期検診に通ってますか?

中にはもう何年も歯医者自体行ってないって方もザラだと思います。

私もその中の1人でした。

ですが、歯科で働く様になり、歯科衛生士になり、様々な方のお口の中を見て思うのは定期検診に通うことの大事さなのです。

何年かぶりに通うとなると気づいた時には痛みが凄くあり歯の神経を抜かないといけなかったり、歯そのものを抜かなければいけなかったり、そもそもお口の中の環境を整えないと治療に移れないなどと大事になってしまう方をよく拝見することがあります。

確かに仕事しながら歯医者さんに通うのは労力がかかる事ですが、それでも行く価値はあると思います。

自分のお口の中の健康を守ることは、後々の自分の生活を守る事に繋がるからです。

どういう事かと言うと、今は痛みも不自由も無いので特に問題はないと思っていてももしかしたか虫歯や歯周病が進行していて、今の段階では簡単な治療や、歯ブラシの当て方を変えるだけで良かったものが、気付かずどんどん進行し被せ物がいるくらい虫歯が大きくなっていたり、歯を抜かなければいけなかったり。

そうなると入れ歯や、インプラント。いずれにせよ治療薬が大変になってきてしまい金銭的にも負担はかかります。

そうなる前に定期的に歯医者へ通って今のお口の中の状態を健康に保ち、歯ブラシの当て方指導や定期的な洗浄などで健康を保つことが将来の自分の健康と自分の歯で噛める健康的な食生活を守る事になります。

健康は本当に大切な財産です。一度失ってから気づく方も多いですが、ぜひ今から対策をして自分の健康を守っていきましょう。

お口の中の健康を守ることは、健康を守ること、そして未来の幸せを守ることと同じだと思います。

その為、継続的な定期検診を強くお勧めします。

まずは自分のお口の中の状態を把握するためにもぜひ、歯医者さんへ行ってみてくださいね。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 野原美智代

噛みにくいお口は我慢していいの?

こんにちは 福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター小川です。

皆さんは歯を失ったところや噛みにくい口をそのままにしていませんか?

食事ができないわけではないから、痛みがないからといってそのままにしていて本当に大丈夫なのでしょうか。

噛みにくかったり、痛みがあるということは歯ぐきに負担がかかってお口の中で何か良くないことが起き始めている危険信号なのです。

なんでそのままにせず治した方が良いのでしょうか?

噛めないことや痛みを放置すると、年月が経つにつれて歯並びや体に影響が出てくることがあるのです。

歯が抜けたお口で噛もうとすると、噛みにくいお口で無理に嚙むことになり、残っている歯への負担となります。

我慢して噛んでいるうちに残っている歯まで割れたり、折れてしまうこともあるのです。

噛む力は最大で自分の体重と同じくらいになるともいわれます。

それだけの大きな力が残っている歯に何度もかかると、歯が割れたり欠けてしまうリスクが高まり、場合によっては抜歯する必要がでてしまうこともあるのです。

また、神経の無い歯はとくにもろく、そのリスクがより高いため注意が必要です。

他にも歯周病によって歯を支える歯ぐきや骨が弱くなっている場合、噛む力が無理にかかりがちになると、歯周病がさらに進行しやすくなってしまうこともあります。

残りの歯を健康なままで失わないようにするためには、抜けた歯や噛みにくいところを我慢せず、早めに治療を受けるようにしましょう。

そしてこれからも食事を楽しめるように健康なお口を保っていきましょう。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター小川

PMTCとは?/プラークを落とすのはなんのため?

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 中川美妃

PMTCとは

P professional (プロフェショナル)  専門家(歯科衛生士)により

M mechanical (メカニカル)     専門の器械を使用して

T tooth (トゥース)         歯を

C cleaning (クリーニング)      磨き上げる

以前は歯磨きで取れる「歯垢」と、歯垢が固まって器械を使わないと取れない「歯石」の2つがあるようにされていました。しかし、このごろでは、その中間「成熟したプラーク(歯垢)=バイオフィルム」が存在し、歯ブラシでは取れないことが分かりました。

この「バイオフィルム」を除去するために、歯科医師、歯科衛生士などの専門家により、さまざまな器具とフッ素入りペーストを用いて、歯の汚れ、つまりバイオフィルム(細菌の塊)を除去する方法を「PMTC」といいます。

その器械がこちらです。

毎日頑張って歯ブラシで磨いても、実は、60%の細菌しか落とせていません。

残りの40%は、歯ブラシでは取りきる事ができていないのです。

バイオフィルムを除去することで、虫歯や歯周病の予防につながります。

なかむら歯科に来て虫歯や歯周病の予防をしていきませんか??

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニックトリートメントコーディネーター 中川

プラークを落とすのはなんのため?

こんにちは 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 小川です。

みなさん毎日しっかり歯磨きでプラークを落とせているでしょうか?

プラークは最近の塊です。

プラークには歯周病菌や虫歯菌などさまざまな細菌がいて、虫歯も歯周病もプラークが関係する病気なのです。

プラークがあるからと言って必ずしも虫歯や歯周病になるわけではありません。

しかし、プラークが同じところに溜まっていたり、唾液が少なかったりすると虫歯や歯周病を発症することがあるのです。

また、プラークは口臭の原因にもなります。

そんなプラークは歯磨きで除去することができます。

つまり、虫歯と歯周病を予防するためには毎日朝晩の食後の歯磨きでプラークを除去していく必要があるのです。

では、プラークはどんなところに溜まりやすいのでしょうか?

プラークは、くぼみのある所に溜まりやすく、被せ物や詰め物と歯の境目や歯ぐきが下がっている部分や、隣の歯との段差がある歯などに溜まりやすくなります。

ご自分でプラークのたまりやすい場所を把握し、意識して歯磨きしてみることが大切です。

プラークをしっかり落とせるテクニックを身に着けて健康なお口を作っていきましょう。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック