こんにちは
なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です
東京では桜の開花が発表されましたね!
私が待ちに待った春が到来です
木曜日あたりから少し冷え込むため、今年の桜は少し長めに楽しめるとニュースで言っていました。
今年はお花見に行きたいなと思います!
広島での開花予想日は3/26、満開予想は4/3とのことです
楽しみですね
さてさて、今日は赤ちゃんの歯の発育などについて…
乳歯ができるのはいつごろだと思いますか?
乳歯が生え始めるのは生後6~8か月ごろです。
しかし、歯胚(歯のもとになる芽)ができはじめるのは妊娠7~10週ごろなんです。
そして、妊娠4~5か月ごろになると歯胚にカルシウムやリンがくっついて少しずつ硬い
組織となり歯の形を作っていきます。
また一部の永久歯の歯胚も妊娠期に作られ始めています。
実はお母さんのお腹の中にいる時から赤ちゃんの歯は作られているのですよ!
【妊娠中の食生活】
歯の発育に必要な栄養は、歯を硬くするカルシウムやリンばかりではありません。
歯胚の形成に役立つ良質のタンパク質、カルシウムの代謝を助けるビタミン D、Eや
歯質の基礎を作るビタミンA、Cなど様々です。
赤ちゃんの丈夫な歯を作るためにも、バランスのとれた食事を心がけるようにしましょう。
- 【赤ちゃんお口の健口を守る】
健康な状態でも、お口の中にはたくさんの細菌がいます。
むし歯菌の代表的なものは「ミュータンス菌」で、この菌は歯の表面に付着して増える性質があります。
実は生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはミュータンス菌はいません。
親御さんなどと同じスプーンを使って食事をしたりすることで周囲の人のお口の中にいたミュータンス菌が
唾液などを介して、赤ちゃんのお口の中に入ってきます。
それでも歯が生えないうちはミュータンス菌が住み着くことはありませんが、乳歯が生えてきて、糖分を含む
食べ物を摂るようになると、ミュータンス菌が住み着きやすくなります。
授乳や食事の後はガーゼや歯ブラシで歯をきれいにしましょう。
少し先ではありますが、6/28に引野の集会所で行われるおもちゃサロンにて、
赤ちゃんやお子様の歯の教室を短時間ではありますが開催します。
興味のある方はぜひぜひ参加をお待ちしておりますね!
福山市 医療法人 幸美会
なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小澤真衣