お砂糖がいっぱい/オープンクリニックについてご存知でしょうか

お砂糖がいっぱい

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾です

みなさん、甘いものは好きですか?疲れた時に摂る甘いものって格別ですよね。

私も普段はあまり摂りませんが、疲れた時などたま〜にシュークリームやチョコレートなど欲しいなと思う時があります。でも、糖分、砂糖って虫歯菌が酸を作る元になるのが悩ましいですよね。

この砂糖、どのお菓子にどのくらい含まれてるか気になったことはありませんか?

結構な量が含まれているんですよね。

例えば、ポッキー一箱(100g)に、角砂糖が何個分含まれていると思いますか?

角砂糖、コーヒーとか紅茶に入れるやつです。あの角砂糖が約16個分も含まれています。

コーヒーとかに入れたら甘くて飲めないですよね。でもそのくらいの量の糖分が含まれています。

下の写真にどのくらいの量の糖分が含まれているかを載せてますので、少し見にくいかもしれませんが参考にしてみて下さい。

少し気になるのが飲み物、コカコーラに多く含まれるのはなんとなくわかる気がしますが、ポカリスエットにも割と多く含まれている点ですね。

運動をよくする子どもさんや、これから暑くなってくると水分補給によく飲まれる方も多いと思います。

運動後などはもちろん飲んでもらって構いませんが、夜寝る前などは水やお茶に変えるなどタイミングに注意して飲んでくださいね。

お菓子や甘い飲み物を摂った後は、歯磨きやうがいをして虫歯にならないように気をつけて下さいね。

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾

オープンクリニックについてご存知でしょうか?

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 

歯科衛生士 小林理香

オープンクリニックについてご存知でしょうか。

就職先を考え中の歯科衛生士専門学生3年生の皆さん

また、1、2年生の学生さんも

就職先を決める前に、医院内の雰囲気を知ってもらい、処置体験、昼食をしながら私たち歯科衛生士とお話をして、楽しい時間を過ごしてみませんか?

県外、県内どちらでも参加大歓迎致します。是非この機会になかむら歯科クリニックへお越し下さい。

第一回 2025年 8月24日(日)

第二回 2025年 10月26日(日)

AM11:00〜14:00オープンクリニック開催致します。定員各回 5名になります。

申込み期限

第一回は、2025年 8/23(土)

第二回は、2025年 10月25日(土)迄にお願い致します。

【申込み事項】

お名前(フルネーム)

学校名

学年

参加人数

連絡先

参加理由

交通費往復費用 ※交通費(往復)に関しては、医院負担させてもらいますので、必ず領収書をお持ち下さい。

昼食会を予定しておりますので、嫌いな食べ物、アレルギー等がありましたら、お伝えください。

参加有無のご連絡(0120-084-982)、DMお待ちしております。

ご予約の際は、お早めにお願い致します。

準備やその他手配も兼ね合いますので、ご了承ください。

また、参加者の方には、プレゼントもご用意しております。

学生さんにお会いできるのを楽しみに、お待ちしております。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小林理香

定期健診はなぜ必要?/元気なお口で楽しく暮らそう

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤本

みなさんは定期健診(予防治療)を受けられていますか?

定期的に歯科医院に通うことは忙しいですし時間もお金もかかると足が遠のきがちだと思います。

ですが、虫歯や歯周病が進行すると、治療にかかる体力的、経済的負担が大きくなってしまいます。

さらに虫歯で削ってしまった歯、歯周病で失った歯を支える骨は元には戻りません。

健康な歯とお口の環境を長く保つために痛くなる前にぜひご来院ください。

当院では定期健診を3か月に一回行っています。

その理由は、歯科医院で歯の治療やクリーニングを行ってからプラークや歯石が蓄積し、虫歯や歯周病のリスクが高まるサイクルが約3か月だからです。

このスパンで予防治療を受けるだけで、虫歯や歯周病の発症率・再発率は大幅に減少します。

いつまでも健康な歯を持ち続けられるように一緒に頑張りましょう!

ではそんな予防治療では何をするのでしょうか?

予防治療は簡単にまとめるとお口の中の大掃除です。

まずはお口の中に虫歯ができていないか確認や歯ぐきに異常がないか歯周病の検査をします。

そして、虫歯や歯周病の原因菌の住処である歯石や歯の表面の汚れ(バイオフィルム)を専門的な器具で除去していきます。

状況に応じてブラッシング指導なども行いおうちでのセルフケアのポイントもお伝えします。

そして最後に虫歯予防のフッ素を塗布します。

みなさまのお口の中の状況の維持改善を行い、より長くご自身の歯を保っていくお手伝いをさせていただけたらと思いますので是非一度、痛みがなくても歯科医院に足を運んでみてください!

元気なお口で楽しく暮らそう

医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾です

人生100年時代と言われるようになりましたね。自分も50歳を過ぎてようやく折り返し地点に到達した感じです。これからの後半戦、やっぱり楽しく元気に生活したいですよね。

お年を召すと体もお口もいろいろな問題が生じやすくなります。お口の健康は身体全身の健康にも関係しています。ですのでまず、お口を健康な状態に保つことを考えたいですね。

まず、お口の状態にどんな変化が現れるかをご紹介していきますね。

①口腔衛生状態不良

 歯磨き等がしにくくなり、お口の中に汚れが溜まりやすくなります。その為、歯周病や虫歯が進行しやすくなります。歯磨きやうがいをしっかりしていきましょう。

②口腔乾燥、唾液分泌量低下

 唾液の分泌量が減少することにより、お口の中が乾きやすくなります。お口の中が乾燥すると、虫歯や歯周病が進みやすくなります。お口をよく動かす、唾液腺マッサージ、水分摂取をして、お口の中に潤いを与えましょう。お口用の保湿剤も効果があります。

③咬合力の低下、咀嚼機能の低下

歯周病により歯がグラグラしたり、虫歯や歯周病などで歯が失われることでしっかり噛めなくなります。

 まずはしっかり治療を受けて、噛めるお口を作りましょう。その後、噛みごたえのある食事を食べてみましょう。しっかり噛むことで満足感も得られ、唾液の分泌も促すことが出来ます。

④舌口唇運動機能低下、嚥下機能の低下

 唇や舌の筋力が低下することで、声を発しにくくなったり滑舌が悪くなったりします。また、舌は食べ物を喉に送る役目も果たすので、飲み込みが悪くなります。早口言葉やお口の中でしっかり舌を動かして舌を鍛えましょう。唇を鍛えるには風船や吹き戻し笛なども効果があります。

皆さんもお口の状態を把握して対処して、楽しい生活を送りましょう。

お口の状態は色んな検査で把握できます。お気軽にお声がけくださいね。

医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾


口腔機能低下症ってどんな状態?

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤本

みなさんは口腔機能低下症をご存知ですか?

歳をとるとお口の状態に問題が生じやすくなります。

それにより、例えば食べたいものが食べられなくなり、食事の栄養バランスが偏り低栄養につながったりとお口の健康だけではなく身体全体の健康にまで影響を及ぼします。

豊かな食事と健やかで充実した生活を送るためにも口腔機能低下症を予防したり改善したりすることがとても大切です。

その為に、お家でもできる予防や改善方法をご紹介したいと思います!

①口腔衛生状態の改善

お口の中の衛生状態を改善することで、誤嚥性肺炎などの予防にも繋がります。

1日2回以上歯ブラシをし、しっかりうがいを行ない、フロスや舌ブラシのぜひ活用みてしてください。

②口腔乾燥の改善

お口をよく動かしたり水分補給、唾液腺マッサージ、薬局にも売っているお口の保湿剤などを行いお口の中に潤いを持たせることで口臭や、虫歯などの予防にも繋がります。

③咬合力の維持改善

噛み合わせを治したり、歯ごたえのあるものを食べて噛む筋力を衰えさせないようトレーニングをしてあげることで自分の食べたいものを食べ続けることが出来ます。

④舌や唇を動かす

家族や友達とおしゃべりする機会を増やしたりすることで筋力を維持することができ、食べ物をしっかり飲み込む事ができます。

⑤舌の位置の改善

今舌の位置が上顎についていない方は、舌で左右の頬を押す舌の筋トレをしてみてください。

⑥咀嚼機能の維持改善

早食いを控え一口に20〜30回噛むようにしましょう。

⑦嚥下機能の維持改善
しっかりと深呼吸を行い呼吸の力を鍛えましょう。

これらのことはお家でも簡単にできると思います。

ご自身の気になるところだけでも改善できるようおうちで実践してみてくださいね。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤本

歯茎が腫れた?

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾です。

皆さんも、なんか歯茎が痛いなぁとか、歯磨きをしたら血が出たとか経験があるかもしれません。

歯茎はもともとピンク色をしているので、赤みが強くなっても分かりにくいかもしれませんが、唇を引っ張って動かない部分の歯茎が赤くなってきてたらちょっと注意が必要かも。

歯茎が赤く腫れる歯茎の病気には大きく分けて、「歯周炎」と「歯肉炎」があります。、

「歯周炎」は歯を支えている骨など歯周組織に炎症が起こり、歯周組織が壊されてしまう病気です。

歯周炎で壊された(溶かされた)歯槽骨は戻ることがありません。

もう一つの「歯肉炎」は歯を支えている骨のうえにある歯肉に限局して起こっている炎症です。

「歯周炎」とは違い、炎症が骨など歯の周りの歯周組織まで及んでいない為、炎症を起こしている原因を取り除けば健康な状態に戻すことができます。

健康な状態に戻るか、放置して回復できない病状に進むか分かれ道になるので、毎日のセルフケアをしっかり行うのと歯科医院での診察、刺繍治療を受けてみてくださいね。

また「歯肉炎」には特定の状況で起こるものもあります。

子供の歯から大人の歯に生え変わる時に起こる「萌出性歯肉炎」、女性の妊娠中に起こる「妊娠性歯肉炎」などがあります。

特定の状況が終われば治癒することも多いのですが、炎症があるうちは優しく歯磨きをして、できるだけ口腔内を清潔に保つようにしましょう。

どうしたら良いかなどご質問等があれば、お気軽にお声がけください

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾

歯科健診受けてますか?/生活歯の治療後の冷水痛

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾です

皆さんは定期的に歯科健診を受けていますか?

「国民皆歯科健診」ってお聞きになったことがあると思います。
国が2025年に導入を考えている制度で、皆さんが毎年受けてる健康診断に歯科健診も入れるので受診してねってことです。
人生100年時代、男女共に平均寿命が延びる中、国が払う医療費もドンドン多くなっていってるので、もっと皆さんが健康を維持するにはどうしたらいいか?と考えて導入が考えられた制度です。

お口は身体の玄関、すべての始まりになります。ここを通って身体の中に食物を取り込みます。
なので、お口の中が健康なら身体の健康にも繋がります。

歯周病菌が糖尿病や脳卒中、早産や低体重児出産など全身の疾患に影響することは既に知られていますし、残存歯が多ければしっかりと食事を摂ることができ栄養摂取の面でも有利に働きます。

また、口元に自信が持てれば、お友達との会話などにも積極的になり、他者とのコミュニケーションや外での活動に積極的になることもできます。

このようにお口の健康を保つことは、身体や心の健康を保つことに重要ですし、ひいては医療費を抑えることにも繋がります。

ということで、国も導入を考えて薦めてるんですね。

この国民皆歯科健診、受ける側は特別何かを用意することは今のところありません。
皆さんが毎年受けてる健康診断に追加される予定です。
なので皆さんもしっかり受けていただき、ずっと健康に過ごしましょうね。

なかむら歯科クリニックでも歯科健診の受診はお受けできますし、定期的なメンテナンスも承っております。
気になりましたらぜひご連絡くださいね。皆さんにお会いできるのをたのしみにしています。

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター土居です。

突然ですが、皆さん、今まで歯医者さんに行って、冷たい物にしみていなかった歯を「ここに虫歯がありますね、ですから歯を削って治療しますね」と説明を受けた後に、説明を受け、自宅に帰宅後、飲食すると急に冷たい物にしみて、歯が痛いという経験はありませんか?

これには理由があるんです!

そもそも虫歯の治療を行う際には、虫歯の範囲を全て取り除いて行うことが大前提になります。

虫歯を残して処置する事は、錆びついた看板に錆を取り除かずに、ペンキを塗ることと同じでペンキの塗り状態が優れない事と同様に、むし歯を取り除かないと修復処置は出来ないのです。

そのために、虫歯の治療時には虫歯を全部取り除きます。深いむし歯がある場合には、虫歯の除去中に神経に対して、どうしても刺激が伝わることとなります。これにより、処置前の疼痛の有無に関わらず、神経が生きている歯は、虫歯の処置後に冷たい物にしみたり、痛みが出る場合があります。

個人差はありますが、通常はしばらくしたら、冷たい物にしみることや痛みは軽減していきます。しかし、軽減することなく、痛みが増してくる場合はやむを得ず、神経処置を行う場合があります。

虫歯が深い場合、神経処置をやむを得ずに最初から行う場合がありますができることなら神経処置は極力行わない方が、歯の寿命を考えるといいと言われています。

この観点から、当院では処置後の疼痛の可能性を患者様に説明し同意を得た後に、神経がある歯の虫歯処置には、極力神経保存療法を試みています。

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター土居

シーラントとは?/お口の中の細菌たち

シーラントとは?

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤本

シーラントとは、虫歯予防のための処置で、奥歯の溝を虫歯になる前にフッ素を放出するお薬で埋めてしまうことで虫歯予防を行う方法です。

簡単な処置で歯を削る必要がなく、歯への負担の少ない方法になります。

特に生えたばかりの歯や、歯磨きでは届きにくい溝が深くて複雑な奥歯に効果的です。

とはいえ、シーラントをしたとしても虫歯になりにくくなるだけで毎日の歯磨きなしでは虫歯はなってしまいます。

なので、シーラントをした後もおうちでしっかりと鏡を見て、歯を磨いてください。

また、シーラントは4〜12ヶ月で自然取れやすくなるため3〜4ヶ月ごとに検診して、定期的に確認してやり直す必要があります。

定期的な検診でご自身の大切な歯を虫歯から守りましょう。

お口の中の細菌たち

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾です。

皆さん、「虫歯菌」「歯周病菌」という言葉をきいたことがあると思います。

ひとくくりにされてますが、お口の中には細菌ワールドが広がってます。お口の中には大人のお口で約700種類、歯面に付着してるプラークという細菌が作った集合体の中には1gで約1000億匹の細菌がいると言われています。

ちなみに余談ですが、当院では細菌ワールドは「位相差顕微鏡」と呼ばれるもので確認しています。

細菌たちは歯面や歯肉溝(歯と歯茎の間の溝ですね)や舌、粘膜上などに存在します。

個々に存在しているのではなく、いろんな種類の細菌が集まって集合体を作って生活しています。

これを「口腔内細菌叢」と呼びます。別名、「口内フローラ」とも呼ばれます。昔、腸の中の細菌の集まりのことを腸内フローラと呼んで話題になったのを覚えている人もいるのではないでしょうか?

この口内フローラ、お口の中が清潔な良い状態を保ってる場合、悪さをしない善玉菌ととりあえず大人しくしている日和見菌とで出来上がっており、悪さをする虫歯菌や歯周病菌の定着を許しません。

定員オーバーだから入れてあげないとばかりに追い出してるイメージでしょうか(笑)

ただ、お口の中の清潔が保てなくなり悪化してくると状況が変わってきます。不潔に耐えられなくなった善玉菌が減ったりした所に悪玉菌が住み着いて、住んでるメンバーを変えていってしまいます。

善玉菌を追い出して、日和見菌を悪玉菌寄りにして、悪さを続けていきます。そのため、歯肉が腫れたり、口臭が発生したり、虫歯や歯周病が進行してしまいます。

このように、お口の中は口内フローラ、細菌のバランスで良くも悪くも保たれているのです。

歯周病や虫歯を進行させないためにも、お家での歯磨きをしっかりして、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けてくださいね。

口腔内の細菌は0にはできませんが、細菌を減らしてお口の中を清潔に保つことで、良い口内フローラを維持していきましょう。

では、なかむら歯科クリニックでお待ちしています!

医療法人幸美会なかむら歯科クリニック なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾

フッ素って何?/お口ポカンしていませんか?

フッ素って何?

みなさんこんにちは 福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士藤本です。

みなさんフッ素についてご存知ですか?

フッ素とは、歯の質を強くする自然元素のひとつです。

実は身近な食べ物にも含まれていて、緑茶、紅茶、ビール、みそ、りんご、大根、イワシ、牛肉などがその例です。

意外な食べ物にも含まれていますね。

虫歯とは、虫歯菌が出す酸が歯を溶かすことで生じます。

そこで、歯の質を強くするフッ素を歯に塗ることで、酸に溶かされにくくなり、虫歯になりにくい歯にすることができます。

なんと、フッ素を塗った歯と塗っていない歯で、化学的に虫歯になりにくさは数十倍も違うと言われています。

そして、子供の歯だけでなく、大人の歯にも効果があります。

なので、定期的な検診に来てフッ素を塗り、歯の質を強くし、虫歯から歯を守りましょう。

フッ素を塗るだけでは虫歯を完全に防ぐことはできないため、おうちでのはみがきなどの口腔ケアを欠かさないようにしていきましょう。

福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士藤本


お口ポカンしていませんか?

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷です。

みなさん、最近リラックスしているとき、何かをしているとき、お口が開いている子を見かけることがありませんか?

よく「お口ポカン」と言われるもので、唇(口唇)が閉じ切れていない状態のことです。

お口の周りの筋肉(口輪筋など)が弱いために起こります。

なぜ、このお口が閉じ切っていない状態が良くないのでしょうか?

お口が閉じ切らない状態だと、お口の中の唾液が乾燥していきます。

唾液が乾燥して減ってしまうと

1、唾液の持つ浄化作用(汚れなどを洗い流す力)が減ってしまいます。

2、唾液の持つ緩衝作用(ものを食べて酸性に傾いた口腔内を元に戻す力)も減ってしまいます。

これら2つの作用が減ってしまうと、汚れが留まりやすく、酸性の状態の長い、虫歯になりやすい状態が出来上がってします。

また、歯並びは歯が舌によって前に押される力と唇や頬っぺたなどお口の周りの筋肉によって押し戻される力で歯の位置が決まります。

そのためお口の周りの筋肉が弱いと舌の力に負けて歯を押し戻せず、歯が外側に向かって傾いていく歯並びが出来上がってしまいます。

見た目的にも少しぼんやり見えてしまう点もマイナスですね。

なかむら歯科クリニックでは、このお口の周りの筋肉の状態を検査することを始めました。

写真はお口を閉じる力を測る「口唇閉鎖力検査」でつかう「リットレメーター」といいます。

メーターの先端に付いている白いバーを歯と唇の間に挟んで口を閉じ、メーター本体を口を閉じていれれる限界まで自分で引っ張ります。

その時の数値と年齢ごとの平均値と比較して、口を閉じる力がどのくらいあるかを判定します。

痛みもほぼなく簡単な検査なので、子どもさんにも受けていただいてますし、ご年配の方にもしていただくことがかのうです。

こちらから検査のお声掛けをさせていただいておりますが、興味があればお声掛けください。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷