歯の根の治療って?/ヒビ割れ(クラック)・歯牙破折について

こんにちは!福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽です。

今日は歯の根の治療についていくつかお伝えしたいと思います!

今まで治療の中で根っこの治療をした方や、根っこの治療が必要ですと言われた方いらっしゃいませんか?

まずはチクチク何をしているのか気になりますよね?

これは細菌をしっかり取り除いているんです!歯の中がむし歯菌などにおかされると、激しく痛みます。また、放っておくと、歯を抜かなければならなくなることもあります。そこで、歯の中をきれいにして、細菌をしっかり除去し、さらに形を整えて、神経の代わりとなる薬を詰める必要があります。

根っこの治療では回数や時間がかかる場合があります。

これは、歯の中は「根管」と呼ばれる管状になっており、歯の根の治療では、この中をきれいにしていきます。しかし、根管はわずか直径0.5ミリ以下で、しかも複雑に入り組んでいる場合もあります。しっかり細菌を除去し、再発しないよう薬を詰めるには、根管乃状態によって治療に回数が必要になります。

根管治療中に神経を取ったのに痛みが出る場合があります。それは、根っこの先にも細かい血管や神経があり、そこが痛みを感じているのです。

治療の中断は絶対にやめてください!

痛みがなくなったからといって途中で治療をやめてしまうと、細菌が再び繁殖します。歯の神経をとってしまうため、痛みが出ないこともありますが、やがてさらに奥の神経が痛んだり、抜歯になることもあります。お時間がかかることもありますが、必ず最後まで治療を受けてください。

福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽

ヒビ割れ(クラック)・歯牙破折について

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の富田です。

皆さんは、今までに歯のひび割れや、歯が折れたりなどの経験はありますか?

今回はヒビ割れ(クラック)・歯牙破折についてお話しをしていきます。

年を重ねると、歯も肌と同じで水分が減り、歯に粘り気が欠けてくる結果、食事中・就寝中の歯ぎしり・くいしばりなどにより、ある日突然に歯が欠けたり、ひび割れ(クラック)を起こす事があります。

その結果、突然に歯が痛み出したり、歯が冷たい物にしみるようになります。治療法としては、以下の事が挙げられます。

1:マウスピース(ナイトガード)の作成

就寝中の歯ぎしり、または日中のくいしばりが強い方に対して、歯のひび割れ(クラック)や歯牙破折の予防対策におすすめします。しかし、歯ぎしり・くいしばりの力が強い方は、装置が壊れやすく、また装着時の違和感に慣れるのに時間がかかるという欠点があります。

2:薬の塗布

軽度のひび割れには効果が期待できます。しかし、一度塗布をすると劇的に効果を発揮するという薬ではありません。神経保護の観点より、薬の効能としては、弱い薬なので、個人差によりますが何度も塗布する必要があります。また、場合によっては、何度も薬を塗布しても効果がない場合もあります。

3:神経処置

薬の効能が効かず、ひび割れが神経まで到達している場合は、神経の処置をすることになります。

4:修復処置

歯が欠けた場合、レジン修復(強化プラスチック)、及び補綴修復(金属の被せ)によって処置を行います。

5:抜歯処置

不幸にもひび割れ(クラック)、歯牙破折が歯の根まで及んでいる場合は、歯を抜く処置になります。

皆さんも歯科検診を行い、早めにご自身のお口の中を把握して、早急な処置を行っていきましょう!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 富田

定期健診はなぜ必要?/元気なお口で楽しく暮らそう

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤本

みなさんは定期健診(予防治療)を受けられていますか?

定期的に歯科医院に通うことは忙しいですし時間もお金もかかると足が遠のきがちだと思います。

ですが、虫歯や歯周病が進行すると、治療にかかる体力的、経済的負担が大きくなってしまいます。

さらに虫歯で削ってしまった歯、歯周病で失った歯を支える骨は元には戻りません。

健康な歯とお口の環境を長く保つために痛くなる前にぜひご来院ください。

当院では定期健診を3か月に一回行っています。

その理由は、歯科医院で歯の治療やクリーニングを行ってからプラークや歯石が蓄積し、虫歯や歯周病のリスクが高まるサイクルが約3か月だからです。

このスパンで予防治療を受けるだけで、虫歯や歯周病の発症率・再発率は大幅に減少します。

いつまでも健康な歯を持ち続けられるように一緒に頑張りましょう!

ではそんな予防治療では何をするのでしょうか?

予防治療は簡単にまとめるとお口の中の大掃除です。

まずはお口の中に虫歯ができていないか確認や歯ぐきに異常がないか歯周病の検査をします。

そして、虫歯や歯周病の原因菌の住処である歯石や歯の表面の汚れ(バイオフィルム)を専門的な器具で除去していきます。

状況に応じてブラッシング指導なども行いおうちでのセルフケアのポイントもお伝えします。

そして最後に虫歯予防のフッ素を塗布します。

みなさまのお口の中の状況の維持改善を行い、より長くご自身の歯を保っていくお手伝いをさせていただけたらと思いますので是非一度、痛みがなくても歯科医院に足を運んでみてください!

元気なお口で楽しく暮らそう

医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾です

人生100年時代と言われるようになりましたね。自分も50歳を過ぎてようやく折り返し地点に到達した感じです。これからの後半戦、やっぱり楽しく元気に生活したいですよね。

お年を召すと体もお口もいろいろな問題が生じやすくなります。お口の健康は身体全身の健康にも関係しています。ですのでまず、お口を健康な状態に保つことを考えたいですね。

まず、お口の状態にどんな変化が現れるかをご紹介していきますね。

①口腔衛生状態不良

 歯磨き等がしにくくなり、お口の中に汚れが溜まりやすくなります。その為、歯周病や虫歯が進行しやすくなります。歯磨きやうがいをしっかりしていきましょう。

②口腔乾燥、唾液分泌量低下

 唾液の分泌量が減少することにより、お口の中が乾きやすくなります。お口の中が乾燥すると、虫歯や歯周病が進みやすくなります。お口をよく動かす、唾液腺マッサージ、水分摂取をして、お口の中に潤いを与えましょう。お口用の保湿剤も効果があります。

③咬合力の低下、咀嚼機能の低下

歯周病により歯がグラグラしたり、虫歯や歯周病などで歯が失われることでしっかり噛めなくなります。

 まずはしっかり治療を受けて、噛めるお口を作りましょう。その後、噛みごたえのある食事を食べてみましょう。しっかり噛むことで満足感も得られ、唾液の分泌も促すことが出来ます。

④舌口唇運動機能低下、嚥下機能の低下

 唇や舌の筋力が低下することで、声を発しにくくなったり滑舌が悪くなったりします。また、舌は食べ物を喉に送る役目も果たすので、飲み込みが悪くなります。早口言葉やお口の中でしっかり舌を動かして舌を鍛えましょう。唇を鍛えるには風船や吹き戻し笛なども効果があります。

皆さんもお口の状態を把握して対処して、楽しい生活を送りましょう。

お口の状態は色んな検査で把握できます。お気軽にお声がけくださいね。

医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 金谷省吾


親知らずはなぜ抜くの?/歯石はどうして取らないといけないの?

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター中川

なぜ親知らずを抜くのかみなさんご存知ですか?抜く前にも抜いた後にもさまざまな問題のある親知らずですが、長い目で見て、メリットとデメリットを十分に考慮して患者さん自身が抜くか抜かないか判断してください。

1.親知らずのよる様々な障害とは

・親知らずとその前の歯がむし歯になりやすい。

・親知らず周囲の炎症が広範囲に波及する。

・前歯の歯並びがくずれてくる。

2.抜歯治療の流れ

・初診日 診査診断 抜歯の予約

・抜歯当日

・抜歯日に縫合していれば1〜2週間後で抜糸

・経過観察・治癒を待って終了

3.抜歯後に伴う症状

・抜歯後には出血が生じます。2〜3日は唾の中に血液が混じります。

・抜歯後には腫れが生じます。晴れの症状は術後2〜3週間後に治ります。

・抜歯後には口が開けづらくなったり、唾を飲み込んだら喉が痛いという症状が出ます。この症状も術後2〜3週間後に治ります。

・下の親知らずを抜いた場合、手術後に下唇や下の歯、あるいは知覚麻痺などしびれを生じる事がまれにあります。しかし、通常は時間の経過と共に症状は軽減していきます。

4.抜歯を決めたら

・抜歯当日の体調管理をしてください。寝不足、発熱等の体調不良、二日酔いのないようにお願いします。

・抜歯後2~3時間は麻酔が効いており、食事が出ない為、お腹が減っていないように何か軽く食べて来院してください。

・抜歯後には腫れや痛みを伴いますので、何か大切な行事や仕事やプライベートの予定がある前には抜かない方が良いと思いますので、予約をとる際は日程をよく確認してください。

親知らずを残しておいても抜いてもリスクがある場合がありますので、気になることがあればどんなこ聞いてください!!

歯石はどうして取らないといけないの?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 小川

皆さん、歯医者さんで歯石を取ってもらったことがありますか?

「歯石が溜まっているのできれいにしていきます」と言われたことがあるのではないでしょうか。

では、どうして歯石を取らなくてはいけないのでしょうか?

歯についた歯石は固く、表面がざらざらしています。

そうすると、歯垢(プラーク)などの汚れが溜まりやすくなります。

歯にこびりついた歯石には大量の細菌が付着することになります。

つまり、歯石はついた歯はとても汚れた状態なのです。

そんな汚れた歯石がついた歯を放置すると、歯茎の隙間や内部に細菌が忍び込んでしまいます。

そして、歯茎が赤くなったり、腫れたりしてしまうのです。

お口の中をきれいに保っていないと、大丈夫と思っていても歯周病になってしまいます。

お口の中で悪さをする細菌を取り除くためには、歯石そのものを取り除く必要があるのです。

ただ、歯石はお家でどれだけ念入りに歯磨きなどのケアをしても歯についてしまうものです。

それは、歯石が唾液の中のカルシウムとプラークが結合してできるものだからです。

食事をするとプラークができてしまうため、どれだけ歯磨きをしても歯石はついてしまいます。

そのため、定期的に歯医者さんに通うことで、歯石を取ってもらうことでお口の中を綺麗な状態に保つことができます。

皆さんもお家でのケアにプラスして歯医者さんの定期検診を受けてみましょう!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯ブラシの選び方/定期健診の大切さ

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 野原 美智代

皆さんいつも歯ブラシはどの基準でえらんでますか?

価格、ヘッドの大きさ、使い心地等それぞれ判断材料があるかと思われます。

ですが、自分に合った歯ブラシと言われるとよく分からないと思われる方がほとんどだと思います。

今回は日々されている歯磨きに欠かせない歯ブラシについてお話ししたいと思います。

巷では歯ブラシの種類は迷ってしまうくらい多くの種類があり、ドラックストア、コンビニでもたくさん見かけますよね。

その中で自分にはどの歯ブラシがいいの?と迷う方は少なくないと思います。

よく患者様にもどんな硬さがいいの?大きめの歯ブラシがいいの?と質問を頂く事が多いです。

まず、ヘッドの大きさ(歯ブラシの毛がついている部分)についてですが、それはご本人のお口の大きさに関係してきます。

平均的には男性はお口が大きく、女性はお口が小さいという感じが一般的です。もちろん例外はありますので一概には言えないのですが。

ただ、あまりヘッドが大きすぎると奥歯まで届きにくいのでヘッドが小さめの歯ブラシの方が個人的にはおすすめです。

大は小を兼ねると言いますが、歯ブラシについてはそう言えない部分があります。

細かい汚れを取るのに多くい歯ブラシだとつっかえてしまい、そこまで届かない恐れがあるからなんです。

もう一つ、よく聞かれるのは固さについてです。

大体、柔らかめ・普通・硬めと大まかに3種類に分けられますが、これも個人的には普通がおすすめです。

と言いますのも、歯ブラシをする際の力加減によるものが大きいのです。

柔らかめでも、使う人が力をかけすぎて歯ブラシの毛先を潰してしまって細かいところに届かないことが多く、硬めで力一杯磨くと歯茎を傷つけてしまい歯肉退縮と言って歯茎が下がってしまい知覚過敏を引き起こす原因となってしまいます。

その為、ブラッシングでは力のコントロールが必要になります。

もうひとつ言うと、奥の頬っぺた側を磨く際は口を大きく開けてしまうと頬が歯にくっつくほどスペースがなくなるのでその状態で歯ブラシを入れるのは難しく、入っても頬の力がかかって上手く歯ブラシを動かせず汚れが取れない為、お口を閉じ気味にして磨いてください。

歯とはやはり生涯にわたり一生のお付き合いをお願いしたいものなので、いかに健康な状態を日々保てるかと言うのはとても大切な事なんです。

案外自分のお口の状態を自分で把握は難しいので定期的に歯医者さんへ通って頂き、自分のお口の中の状態の把握とブラッシングについての相談は必要だと思いますので、自分を守るためにも行動してみましょう!

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 野原美智代

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤井瑞季

歯の定期健診皆さん行っていますか。身体の健診は年に一度はされている方が多いのではないでしょうか。現代ではお口の環境と全身疾患はとっても関係性があると言われています。

まず、歯の検診とは、虫歯や歯周病などの口の中の健康状態を確認し、予防や治療につなげるための検診です。

内容は、

虫歯の有無・歯ぐきや歯周ポケットの炎症がないか確認・嚙み合わせ・バイオフィルム【菌の塊の膜】と歯石除去・フッ素塗布・歯磨き指導などです。

頻度とすれば、お口の中に保有している菌の強さにもよりますが一般的に虫歯・歯周病のリスクが少ない方は3か月に1回のペースが望ましいでしょう。

3か月に1回という数値は根拠があり、洗浄した次の日から菌が少しずつ歯に付着していき集団になって襲ってくるのが3か月後だと言われています。なので、その前に除去し口の中の環境が悪くならないようにしているのです。

なので、メリットは虫歯や歯周病を早期発見して悪化する前に治療できる。軽微な治療で済むことで通院や治療費の負担を軽減できる。治療した歯の再治療を防ぐことができる。歯をきれいにすることが全身の健康につながる。

検診にい行っている人は将来平均で15本歯があると言われ、歯が痛くなった時だけ歯科医院に来院されている人は平均で6本しかはが残っていない事がわかっています。

この先もずっとおいしいごはん、素敵な笑顔のために一度来てみませんか。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤井瑞季

予防治療について/知覚過敏って何?

みなさんこんにちは。福山市医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 原野です。

みなさんは予防治療についてご存知ですか?

また、知っている方はどんな治療をしているかご存知ですか?

今日は予防治療について説明したいと思います。

当院では、3ヶ月に1回の予防治療を行なっています。

予防治療は虫歯だったり歯周病などの症状の再発防止のための処置と考えています。

予防治療の目的についてですが、予防治療は、治療によって得られた口腔内の健康を持続させ、再発を防止することを目的としています。

予防治療によって、虫歯や歯周病を発症する前の潜伏期または、ごく初期の病気を発見し、予防処置を行います。

これによって、自分の歯を生涯健康に保つ可能性が高くなります。

また、口腔内の健康から全身の健康の維持増進につながるような予防治療に当院は心がけています。

また予防治療の重症性についてですが、虫歯や歯周病が進行すると、治療にかかる患者様の体力的・経済的な負担が大きくなってしまいます。

そして虫歯などで削った歯は、二度と元には戻りません。健康な歯と口腔内環境をできるだけ長く保つためにも、【痛くなってから】ではなく【痛くなる前に】ご来院ください。

予防治療は、簡単にいうとお口の中の大掃除です。

痛くはないので気楽に受けてください。

また予防に対する意識を持ち、定期的に歯科医院に足を運んでください。

何かありましたらいつでもご連絡してください。お待ちしております。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 原野

こんにちは 福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の小丸です。

みなさんは知覚過敏とはどんなものかご存知ですか?

単語はよく耳にすることも多いかもしれません。

知覚過敏とは、歯に刺激が加わると一時的に歯が痛む、歯がしみるといった症状です。

〇原因

・間違ったブラッシング方法による歯茎の退縮や歯根の摩耗

・歯周病による歯根の露出

・先天的なエナメル質の欠損

・詰め物や被せ物と歯質との間にできた段差や隙間

・歯ぎしりによる歯の摩耗

〇治療法

・軽度の場合 …正しいブラッシング方法の指導

・中程度の場合…歯根の表面をコーティングする

・重度の場合 …セメントやレジンで患部を保護して刺激を遮る

        最悪の場合、神経処置を行う

最近歯がしみるなど気になることがあれば、お気軽にスタッフまでお尋ねください!

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小丸

歯周病について/食事のコントロールについて

こんにちは。福山市なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 村上です。

今回は実際よく耳にする歯周病についてお話ししていこうと思います。

まず、歯周病とは歯の周りに炎症が起きて、歯茎や顎の骨が溶けてしまう病気です。成人にも多く感染を起こしていると言われています。

そして、歯周病の原因としては、プラークと呼ばれる歯垢です。

プラークは、食べかすのように診られますが、実際は歯周病菌や虫歯菌をはじめとする細菌のかたまりです。

次に、歯石についてです。

歯石は歯についたままのプラークと呼ばれる歯垢に唾液中のカルシウムなどが沈着し、石灰化したものです。歯石は歯周病の原因であるプラークが非常につきやすく歯周病菌の温床になります。

すなわち細菌の住処とも言えます。

そんな歯周病を放っておくと知らないうちに進行していき、放っておくと歯茎から膿が出たり、痛んだり、歯がグラグラしたり、最後には自然に歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病の治療としては、原因のプラークを除去することです。

プラークは歯ブラシで軽く擦れば容易に除去できます。

普段のブラッシングでプラークがたまらないようにコントロールすることが歯周病治療で最も重要になってきます。

そのなかでプロフェッショナル専門的な治療が必要になってきます。

福山市 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 村上

食事のコントロールについて

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の富田です。

みなさんは、食事のコントロールについてご存知ですか?

食事のコントロールがなぜ大切なのか、ステファンカーブと呼ばれるグラフをもとに説明したいと思います。

これがステファンカーブと呼ばれるグラフです。朝・昼・夜に規則正しく食事をとった場合の、口腔内のph(ペーハー:酸性、アルカリ性の程度を示す値)の移り変わりを表すと、右のようなグラフになります。

最初は弱アルカリ性(正常値)だった口腔内が、朝食事をとると急激に酸性になり、お昼になるにしたがってまた弱アルカリへと戻す。そしてまた昼食をとると酸性になり、また時間とともに弱アルカリに戻るといった具合になっていると思います。

つまり食事をとると口腔内は急激に酸性になります。だいたいph5、4以下になると歯が溶け始めると言われていますので、食事をとった後しばらくの間、口腔内は酸で歯が溶けている状態ということになります。

しかし唾液には口腔内をアルカリ性へと引き戻す性質があり、溶け始めた歯の表面を再石灰化する力も持ち合わせています。グラフを見ると唾液の力により時間とともに酸性になった口腔内がアルカリ性へと戻っていくのがわかります。ちなみにこの唾液の作用は緩衝能と呼ばれています。緩衝能の力にも個人差があり、また唾液の量が多い人ほどむし歯にもなりにくいと言われています。

それでは、朝・昼・夜の決まった食事以外に間食をしてしまうなど、規則正しい食生活ではない人のステファンカーブはどうなっているのでしょうか?

見ていただくとわかるように、ph5、4を下回る回数が多くなり、口腔内が酸性になっている時間が長くなっています。上でも書いている通り、ph5、4以下になっている時が、歯が溶けている状態ですので、その時間が長ければ長いほどむし歯になりやすく、また進行も早くなるということになります。

食事のコントロールをしてむし歯予防を心掛けましょう!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 富田

PMTCって?/フッ素とシーラントって何?

こんにちは 福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付卜部です。

みなさんはPMTCとはどんなことをするかご存知ですか?

PMTCとは歯科衛生士が専門の器械を使用して歯を磨き上げていきます。

以前は歯磨きでとれる歯垢と歯垢が固まって器械を使わないと取れない歯石の2つがあるようにされていました。

しかし、この頃ではその中間の成熟したプラーク(歯垢)=バイオフィルムが存在し、歯ブラシでとれないことがわかりました。

このバイオフィルムを除去するために歯科医師、歯科衛生士などの専門家によりさまざまな器具とフッ素入りペーストを用いて、歯の汚れ、つまりバイオフィルム(細菌の塊)を除去する方法をPMTCといいます。

効果としては歯の表面がつるつるして気持ちがいいばかりではなくバイオフィルムを除去することにより虫歯や歯周病を予防する効果があります。

また、歯ぐきの腫れ、痛みを抑え歯の寿命を延ばすことが期待できます。

PMTC専用に開発された特殊なブラシやゴムのカップなどを使うため、痛みはありません。

PMTCはあくまでケアのため、PMTCだけでは病気は治りません。クリーニングによりお口の状態がよくなれば虫歯や歯周病の予防になります。

期間としては、患者様によって様々ですが、お口の健康を考えるとご自分の口腔内の状態に合わせてメンテナンス時に行うと良いでしょう。

毎日歯磨きを行っても複雑に入り込んだ歯の汚れを完全に落とすことは難しく、歯間、歯と歯茎の隙間に歯垢が残れば虫歯や歯周病を引き起こす原因になるので、定期的に歯医者さんに行って予防しましょう。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付 卜部

フッ素とシーラントって何?

こんにちは。福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽です。

みなさんフッ素とシーラントという言葉をご存知でしょうか?

1 フッ素ってどんなもの?

フッ素とは歯の質を強くする自然元素の一つです。実はとても身近なもので、緑茶(滲出液)・紅茶・ビール・ミソ・リンゴ・大根・イワシ・牛肉などのに微量に含まれており、飲食以外にも骨や歯などにも含まれています。

フッ素には、歯のエナメル質を強くして、むし歯菌の出す酸に負けない歯を作り、科学的にむし歯になりにくくする働きがあります。実際、フッ素を作用させた歯とフッ素を使用していない歯とでは、数十倍も違うとされています。歯質を強化する効果が高いことから、スウェーデンやアメリカなどの国でも、むし歯予防に利用されています。

2 シーラントってどんなもの?

シーラントとは、奥歯の溝をむし歯になる前にフッ素を放出するお薬で埋めてしまう方法です。特に溝が深くて複雑な臼歯に効果的で、歯を削らずに治療を行い、物理的にむし歯になりにくくする働きがあります。

ここで注意していただきたいのが、シーラントをしたらむし歯にならないと思ってしまいがちですが、むし歯になりにくくなるだけで、絶対むし歯にならないわけではありません。正しい歯磨きをしなければ、歯と歯の間や、歯と歯茎の間からむし歯になってしまいます。ですから、シーラントをした後も、正しい歯磨きをしっかり行いましょう。また、お母さんの手伝いがなければ、子供1人で歯をきれいに磨くことはできません。お子さんが自分で歯磨きをした後、必ずお母さんが仕上げ磨きをしてあげるようにしましょう!

福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽

知覚過敏って何?/マウスピースって必要?

知覚過敏って何?

こんにちは 福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水です。

冷たいもの飲んだり、食べたりした際にしみるたことはありませんか?

もしかすると、その症状は知覚過敏の症状かもしれません。

知覚過敏とは、虫歯でもないのに冷たい物や歯ブラシの毛先などの刺激でしみたり、ピリッとした痛みを感じたりすることがあります。

▶知覚過敏の原因

知覚過敏とは歯周病や強いブラッシングなどが原因で歯茎が下がってしまったり、何らかの原因で歯の表面の組織が消失し象牙質と呼ばれる組織が露出することにより起こります。

象牙質とは神経に伝わる細い管がありそこへ刺激が伝わるとしみたりする症状が起こります。

▶知覚過敏の治療法

象牙質の欠損部位が多い場合はそこを詰め物で埋めることも可能です。

軽度であれば市販でも売られておるような知覚過敏ケアが行える歯磨き粉を使っていただいたり、歯医者でしみる症状を抑える薬液を塗布することで抑えることが可能です。

何をしても症状が落ち着かない場合な最悪の場合、神経をとることもあります。

▶予防法

歯茎が下がり起こってしまうことが多いため歯周病が進行しないように普段の歯磨きと歯医者での定期的な予防治療が大切です。

またブラッシング圧が強いことで起こることもあるのでブラッシング圧を弱めてあげましょう。

知覚過敏と似た症状で 虫歯など他の可能性も考えられますので、症状がある場合は早めに歯科医院の受診をお勧めします。

福山医療法人幸美会なかむら歯科クリニック歯科衛生士 清水

マウスピースって必要?

こんにちは 福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 森岡です。

皆さんは日中くいしばったり、夜寝る時に歯ぎしり・くいしばりしていませんか?

特に朝起きたら顎がだるい感じがある方、痛い方は要注意です

寝ている時は意識がないため、思っている以上の力が歯や顎にかかっていることをご存知ですか?

そのため、自分の噛む力によって歯にヒビが入ってしまったり割れてしまうことがあります

また、顎関節症の原因になったり被せや詰め物が欠けてしまう原因にもなります

しかし、無意識に行っていることを辞めるのは難しいですよね

そこで、マウスピース(ナイトガード)が必要になります!

夜、寝る時に上の歯にはめて寝るだけで、自分の歯が守れるんです!

取り扱いもとっても簡単です。

朝起きてマウスピース専用の洗浄剤を使って歯ブラシで磨くだけです

マウスピースはプラスチックでできているため、

お湯で洗ってしまうと変形してしまうので注意しましょう

自分は大丈夫と思っている方も一度歯科医院にて担当の先生や衛生士にお尋ねください。

歯ぎしり・食いしばりをしているかどうかはレントゲンやお口の中を診ると分かる事があります

マウスピースは消耗品ですので破れたりすると定期的な作り替えが必要になります

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 森岡

歯磨きによる2種類の出血って?/歯周病菌ってどこからやってくるの?

歯磨きによる2種類の出血って?

こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 坂本です。

日頃の生活の中で出血することは非常事態で、ちょっと慌てる事態ですよね。

歯磨きをしていて出血してもそれは同じお話です。

歯磨きで血が出るということは、歯ブラシで歯茎に傷ができたことを意味します。

ただ、この傷には2パターンあることを知っていただきたいと思います。

1つ目は、「炎症があって傷つきやすい歯茎だから」できる傷、もう1つは「磨きすぎ」でできる傷です。

「炎症があって傷つきやすい歯茎だから」できる傷には「磨けていないから炎症がある」

という背景があります。

このような場合は、出血していても適切に磨いていると炎症が引いて出血が治ってきます。

これが、「歯磨きで出血しても磨いて良い」場合です。

それに対して、「磨きすぎて」できる傷の場合はどうでしょうか?
これは歯周病になっていなくてもできる傷です。

かための歯ブラシを使ったり、強く磨き過ぎたり、

歯茎を意識しすぎて歯より歯茎に歯ブラシが当たっていたりすると、

たとえ健康な歯茎でも歯ブラシに負けてしまいます。

歯ブラシで一度手の甲を擦ってみてください。

案外かたくて痛いものです。

磨き過ぎの場合は、そのまま続けていると出血だけでなく、

歯茎が痩せる原因にもなり得ます。

場合によっては「知覚過敏」で歯がしみるようになることもあります。

出血する原因を自己判断することは中々難しいものです。

「炎症があって傷つきやすい歯茎だから」できる傷なのに、

歯磨きを控えてしまうとかえって炎症が強くなります。

「磨き過ぎて」できる傷なのに、磨き続けていると歯茎が痩せてしまいます。

出血した場合は、歯科衛生士さんにぜひ相談してください!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 坂本

歯周病ってどこからやってくるの?

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 川上です。

歯周病菌ってどこからやってくるか、ご存知でしょうか?

急に口の中に出現してくるわけではありません。

家族やパートナーのような身近な人から口の中に入り込み、最終的にポケット内に定着します。

誰もその移動を見たわけではありませんので、あくまで想像ですが…

ポイントはポケット内に入り込むところです。

歯科衛生士はガードマンのように毎日ポケット付近を監視することはできません。

歯周病菌の侵入を阻止するのは、あなた自身、あなたの使う歯ブラシなのです。

では、歯科衛生士は何を監視しているのでしょう?

もちろん日頃のあなたの歯磨きが不十分であれば再指導をしたり、歯石が沈着していたらそれを除去したりもします。

ただ、プロフェッショナルとして力を発揮するのは、ポケットの中です!

そこは頑張り屋さんのあなたでも歯ブラシを届かせることはできません。

歯ブラシの届かないところは、歯科衛生士のテリトリーなのです。

ポケットの中ということは、もうすでに侵入した歯周病菌を相手にしていることになります。

この歯周病菌はなかなか手強く、一旦減らしてもまた復活してきます。

そのため定期的に減らして完全復活を阻止しなければなりません。

お家でのセルフケアと歯科医院でのプロケアで、健康な口腔内を保ちましょう。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 川上

歯が痛い時は温める?冷やす?/行ってますか、歯科検診?と春にオススメのアレ

歯が痛い時は温める?冷やす?

こんにちは福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付 藤崎です

虫歯にならないように皆さん毎日オーラルケアをされていることと思います

しかし虫歯になってしまうこともあると思います

夜中に歯が痛いと思っても病院は開いてないなんてことがあったとき

痛い個所を温めれば痛みが和らぐか

冷やす方が良いかみなさんご存じですか?

歯が痛い時は痛む個所に冷たいタオルや氷を頬に当てるなどすると痛みが和らぎます

しかし冷やすというのは一時的な応急処置になりますので後日受診してくださいね

北欧の小学校で虫歯予防として昼食後に子供たちが食べさせられているものは

イチゴってご存じでしたか?

その結果虫歯の本数が減ったと報告されているそうです

イチゴには虫歯予防になるキシリトールが含まれており

イチゴを食べた後に歯磨きをするとより効果があります。

また災害で水や歯ブラシがなく歯が磨けない時は

ハンカチもしくはティッシュを指に巻き汚れをふき取りましょう

もしガムやマウスウォッシュがあるときは利用するといいでしょう

口や舌をよく動かして唾液を出しやすくするのも虫歯予防に効果的です

水やお茶が手に入ったら少量でうがいをするようにしてください

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付 藤崎でした

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行ってますか、歯科検診?と春にオススメのアレ

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 笠原です

私は約10年前、メントスを噛んで

詰め物が取れたことをきっかけに歯科に行ったところ

「むしばが5個あります」といわれ、大きなショックを受けました。

それから治療が終わった後は、3か月検診に行くようになりました。

口腔内の健康を保つためには、定期的な歯石除去が欠かせません。

歯石は歯の表面に付着した硬化した歯垢であり、放置すると虫歯や歯周病の原因となります。

歯石は自宅でのブラッシングやフロスでは取り除けないため、歯科医院での専門的なクリーニングが必要です。

歯石除去の重要性

歯石がたまると、以下のような問題が発生することがあります。

  1. 虫歯: 歯石が蓄積することで、歯と歯茎の間に食べかすや細菌がたまりやすくなり、虫歯が進行します。
  2. 歯周病: 歯石が歯茎に炎症を引き起こし、歯周病の原因となります。歯周病は歯を支える骨や組織を破壊し、最悪の場合、歯が抜けることもあります。
  3. 口臭: 歯石が口臭の原因となる細菌の温床となり、口臭を引き起こします。

この先長く、楽しみながら年を重ねたい、と思ったら虫歯も歯周病も、

できれば進行させたくない病気ですよね。

2月初旬の現在、まだまだ寒さは厳しいですが、

これから迎える春は新しいスタートを切る季節です。

明るく爽やかな笑顔で新しい季節を迎えるために、歯石除去を行った後は、

ホワイトニングを検討してみてはいかがでしょうか。

ホワイトニングは歯の表面の着色や汚れを取り除き、白く輝く歯を取り戻すための方法ですよ。

ホワイトニングの方法

  1. 歯科医院でのホワイトニング: 専門のホワイトニング剤を使用し、効果的に歯を白くします。即効性があり、短期間で結果を得られるのが特徴です。
  1. 自宅でのホワイトニング: 歯科医院で専用のトレーを作成し、自宅でホワイトニングジェルを使用します。時間はかかりますが、継続して使用することで効果を得られます。

ホワイトニングのメリット

ホワイトニングを行うことで以下のようなメリットがあります。

  • 自信の向上: 白い歯は清潔感と健康的な印象を与え、自信を持って笑顔を見せることができます。
  • 若々しい印象: 歯が白くなることで、若々しい印象を与えることができます。
  • 第一印象の向上: きれいな歯は良い第一印象を与え、人間関係やビジネスの場でもプラスに働きます。

定期的な歯石除去とホワイトニングを行うことで、口腔内の健康を保ちつつ、

明るく自信に満ちた笑顔を手に入れてみませんか。

春に向けて、歯科医院でのメンテナンスをいまいちど考えて頂けると嬉しいです。

美しい口元の輝く笑顔で、新しい季節を迎える準備、お手伝いさせていただきます!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 

トリートメントコーディネーター 笠原

舌の力と噛む力は大切/歯ぐきからの出血は異常のサイン?!

舌圧と咬合圧測定のメリット

福山市 引野町なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 石原

【舌圧とは】
舌の力の事です。舌圧を定期的に計測する事で、飲み込み力が落ちてきていないか
確かめる事ができます。

【咬合圧】
噛む力の事です。咬合圧を定期的に計測する事で、噛む力が落ちていないか
確かめる事ができます。

【なぜ舌圧や咬合圧を計測するのか】
実は数年前から歯科業界ではかなりホットな話題となっています。
コロナ禍に「子どものお口ポカン」や「大人の口呼吸」がかなり問題視されていた事はご存じでしょうか?

子どものお口ポカンは、口腔乾燥から起こる”虫歯”や”歯肉炎”のリスクを、グンと高めました
また、大人の口呼吸も同様に、口腔乾燥から起こる”虫歯”や”歯周病の悪化”を引き起こしてしまいます。

そこで、子どもも大人も「舌圧」や「咬合圧」に着目し、国からは現在、歯科への定期的な検査の要望があるのです。

【舌圧、咬合圧が低下するとどうなるのか】
「オーラルフレイル」と言う状態になります。
オーラルフレイルとは口腔機能が衰えてしまい、口や全身機能を低下させてしまう状態で
老化の始まりを示す重要なサインとなっているのです。
(※オーラル(口腔内)フレイル(虚弱)と言う2つの言葉が合わさってできた言葉です。)

口の中の変化(例えば歯の本数の変化)や身体の変化(運動機能の低下など)が重なって
食べる能力の低下や障害にも繋がっていく可能性があります。

オーラルフレイルの状態になってしまうと、いわゆる「寝たきり状態」や「要介護認定」「死亡リスク」が
高くなることが、すでに分かっています。

【どんな検査をするのか】
どちらも数分で完了する検査で、その場で結果がわかる検査です。
舌圧は、小さめの風船を加えていただき、舌で上顎に押し当てる検査です。

咬合圧は、専用の器具を噛んでいただき、徐々に力を入れて噛んでいただく
簡単な検査となっています。

これを定期的に行う事で、口の筋力や飲み込む力を比較していき
口の健康から全身の健康も予防していく事ができます。

また、万が一検査結果が基準値より低かったとしても
日常に取り入れていただきたい、簡単な「訓練」をお伝えできますので
大丈夫です。

一度医師または歯科衛生士までご相談ください。

福山市 引野町なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 石原

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歯ぐきからの出血は異常のサイン?!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です。

歯磨きをするときに歯ぐきから出血することはありますか?

歯ぐきから出血するというのは異常が発生しているサインです。

体や皮膚も怪我などをしない限り出血しませんよね?!

歯ぐきからの出血をあなどってはいけませんよ!

歯磨きのときに出血する原因は主に2つです。

①歯ぐきの炎症(歯肉炎・歯周病)

体を攻撃から守るために、歯ぐきの中の毛細血管に白血球や免疫細胞などが集まってくることで

 歯ぐきが腫れる

 細菌からの攻撃で血管が傷つき、出血する

②擦過傷(すり傷)

歯ブラシやフロス・歯間ブラシなどを過度な力で使用することにより、歯ぐきにすり傷ができ出血する

どちらの理由にせよ、やはり体に異常が起きているサインなのです。

歯ぐきの炎症(歯肉炎・歯周炎)が原因であれば、歯科医院で専門的な歯周治療が必要です。

歯肉炎であれば、原因となる細菌を除去し、適切・丁寧・清潔なセルフケア(ご自身での歯磨き)で改善が見込めます。(その後の定期的な健診・予防治療も重要ですよ!)

歯肉炎が進行し、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けて壊れていき、深い歯周ポケットがある状態の歯周病にまで進行してしまうと、1〜2ヶ月ごとなど短いスパンで継続的に歯ぐきの中の細菌を洗浄・除去し、適切・丁寧・清潔なセルフケアで悪化・重症化を予防する治療が必要です。

擦過傷(すり傷)の場合は、磨くときに力を入れすぎていないか?、かたい歯ブラシを使用していないか?、フロスや歯間ブラシの使用方法は適切か?という原因を探り、使用方法やツールを改善することで予防することができます。

歯ぐきからの出血は異常が起きているサインです。

そのまま放置はせず、歯科医院にいらしてくださいね!

福山市 医療法人幸美会

なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小澤