総入れ歯について
こんにちは!
福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付長畑です!
前回部分入れ歯についてご説明しました。
今回はもっと大きな総入れ歯についてご説明します。
まず安さを一番に求められる方にはレジン(プラスチック)をオススメします。
唯一の保険適用の義歯で経済的です。ただやはりプラスチックのものなので耐久性に劣り、割れやすいです。
厚みにより装着感や熱の伝わり方に欠けます。
金属の入れ歯の良さを手軽に味わいたい方にオススメなのがコバルトクロムです。
金属床の入れ歯の中でも比較的値段が低く、最も歴史のある素材です。
金属床の入れ歯は温度を感じやすいです。
似たような材質でチタンと言うものがあります。
見た目的にはコバルトクロムとあまり変わりがないのですが、持ってみるとその違いが分かります。
他の金属床の入れ歯と違い、圧倒的に軽量です。
これは文面ではなかなか伝わりにくいので気になる方は一度持っていただくと違いが分かりやすいかと思います。
身体へのなじみやすさが一番高いのはゴールドプラチナと言うものです。
加工精度が極めて高く、お口の中の凹凸に精密に合わせることが出来ます。
またお口の中を明るくきれいに見せることもできます。
金属床の入れ歯は温度が感じやすいため、食事した時の感覚が自然に感じやすくなります。
入れ歯にしても少しでも違和感なく食事をしたい方にオススメしています。
コバルトクロムとチタンのように持ってみなければ実感できないものもありますので、入れ歯を作成するうえで気になる方は是非一度お声掛けください!
福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付 長畑
クラック(ひび割れ)について
福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科 クリニック 歯科衛生士 岡本です
みなさん、クラック(ひび割れ)ってご存知ですか?
年齢を重ねると歯も水分が減って食事中や就寝中の歯ぎしり、食いしばりによってある日突然、歯が欠けたり、クラック(ひび割れ)を起こすことがあります。
その結果急に歯が痛み出したり、冷たいものがしみるようになります。
治療法
①マウスピース(ナイトガード)の作成
就寝中の歯ぎしりや日中の食いしばりが強い方に対して、クラックや歯牙破折の予防対策におすすめで
す。
②薬の塗布
軽度のひび割れに効果が期待できます。
しかし、一度の塗布で劇的に効果を発揮する薬ではないので、個人差はありますが何度も塗布する必要があります。
※場合によっては何度も塗布しても効果がない場合もあります。
③神経治療
薬の効果が効かず、ひび割れが神経まで到達している場合は神経の治療が必要になります。
④修復処置
歯牙破折(歯が欠ける)の場合、レジン修復(プラスチック)及び補綴修復(金属の被せ物)によって処置を行います。
⑤抜歯処置
不幸にもクラック(ひび割れ)、歯牙破折が歯の根の方まで及んでいる場合は歯を抜く処置が必要になります。
みなさんも、歯ぎしりや食いしばりが気になる場合はスタッフにお声がけくださいね!
福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科 クリニック 歯科衛生士 岡本