こんにちは!福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽です。
今日は歯の根の治療についていくつかお伝えしたいと思います!
今まで治療の中で根っこの治療をした方や、根っこの治療が必要ですと言われた方いらっしゃいませんか?
まずはチクチク何をしているのか気になりますよね?

これは細菌をしっかり取り除いているんです!歯の中がむし歯菌などにおかされると、激しく痛みます。また、放っておくと、歯を抜かなければならなくなることもあります。そこで、歯の中をきれいにして、細菌をしっかり除去し、さらに形を整えて、神経の代わりとなる薬を詰める必要があります。
根っこの治療では回数や時間がかかる場合があります。
これは、歯の中は「根管」と呼ばれる管状になっており、歯の根の治療では、この中をきれいにしていきます。しかし、根管はわずか直径0.5ミリ以下で、しかも複雑に入り組んでいる場合もあります。しっかり細菌を除去し、再発しないよう薬を詰めるには、根管乃状態によって治療に回数が必要になります。
根管治療中に神経を取ったのに痛みが出る場合があります。それは、根っこの先にも細かい血管や神経があり、そこが痛みを感じているのです。
治療の中断は絶対にやめてください!
痛みがなくなったからといって途中で治療をやめてしまうと、細菌が再び繁殖します。歯の神経をとってしまうため、痛みが出ないこともありますが、やがてさらに奥の神経が痛んだり、抜歯になることもあります。お時間がかかることもありますが、必ず最後まで治療を受けてください。
福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽

ヒビ割れ(クラック)・歯牙破折について
こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の富田です。
皆さんは、今までに歯のひび割れや、歯が折れたりなどの経験はありますか?
今回はヒビ割れ(クラック)・歯牙破折についてお話しをしていきます。
年を重ねると、歯も肌と同じで水分が減り、歯に粘り気が欠けてくる結果、食事中・就寝中の歯ぎしり・くいしばりなどにより、ある日突然に歯が欠けたり、ひび割れ(クラック)を起こす事があります。
その結果、突然に歯が痛み出したり、歯が冷たい物にしみるようになります。治療法としては、以下の事が挙げられます。
1:マウスピース(ナイトガード)の作成
就寝中の歯ぎしり、または日中のくいしばりが強い方に対して、歯のひび割れ(クラック)や歯牙破折の予防対策におすすめします。しかし、歯ぎしり・くいしばりの力が強い方は、装置が壊れやすく、また装着時の違和感に慣れるのに時間がかかるという欠点があります。
2:薬の塗布
軽度のひび割れには効果が期待できます。しかし、一度塗布をすると劇的に効果を発揮するという薬ではありません。神経保護の観点より、薬の効能としては、弱い薬なので、個人差によりますが何度も塗布する必要があります。また、場合によっては、何度も薬を塗布しても効果がない場合もあります。
3:神経処置
薬の効能が効かず、ひび割れが神経まで到達している場合は、神経の処置をすることになります。
4:修復処置
歯が欠けた場合、レジン修復(強化プラスチック)、及び補綴修復(金属の被せ)によって処置を行います。
5:抜歯処置
不幸にもひび割れ(クラック)、歯牙破折が歯の根まで及んでいる場合は、歯を抜く処置になります。

皆さんも歯科検診を行い、早めにご自身のお口の中を把握して、早急な処置を行っていきましょう!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 富田