歯磨き粉の選び方って?虫歯・歯周病・着色・知覚過敏に合った歯磨き粉を選ぼう!
福山市 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です。
「歯磨き粉は何を使えばいいですか?」
歯科医院でも、このような質問をよくいただきます。
ドラッグストアや歯科医院にはたくさんの種類の歯磨き粉があり、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
実は、歯磨き粉は「何を予防・改善したいか」によって選ぶことが大切です。
今回は、目的別におすすめの歯磨き粉をご紹介します。
① 虫歯予防なら「フッ素入り歯磨き粉」
虫歯予防を目的とする場合は、まずフッ化物(フッ素)配合の歯磨き粉を選ぶことが基本です。
フッ化物には、歯の再石灰化を促したり、虫歯になりにくい歯をつくる働きがあります。
現在、6歳以上では1,400~1,500ppmF程度のフッ化物配合歯磨剤が推奨されています。歯磨き後は、何度も水ですすぐのではなく、少量の水で1回程度にすることで、口の中にフッ化物を残しやすくなります。
「虫歯が心配」「虫歯になりやすい」と感じている方は、まずフッ素配合の歯磨き粉を選びましょう。
② 歯周病予防なら「PG STOP・SP-Tジェル」
歯ぐきの腫れや出血、歯周病が気になる方には、歯周病ケアを目的とした歯磨き粉・ジェルがあります。
当院で取り扱っているものでは、PG STOPやSP-Tジェルなどがあります。
歯周病は、歯と歯ぐきの境目にプラーク(歯垢)がたまることで、歯ぐきに炎症が起こる病気です。
そのため、歯磨き粉を選ぶだけではなく、歯ブラシで歯と歯ぐきの境目を丁寧に磨くことがとても重要です。
特に、歯周病の治療後やメンテナンス中の方は、お口の状態に合わせて歯磨き粉を選ぶとよいでしょう。
「歯ぐきから血が出る」「歯ぐきが腫れやすい」「歯周病が気になる」という方は、一度歯科医院で歯ぐきの状態を確認してもらうことをおすすめします。
③ 歯の着色が気になるなら「ルシェロホワイト・ブリリアントモア」
コーヒー、紅茶、赤ワインなどをよく飲む方は、歯の表面にステイン(着色汚れ)が付着し、歯が黄ばんで見えることがあります。
このような着色が気になる方には、ルシェロホワイトやブリリアントモアなどの美白ケア用歯磨き粉があります。
ルシェロホワイトは、アルカリ性成分を配合しており、細かい柔らかい粒子で歯面に付着したステインを浮かせて除去しやすい成分が配合された歯磨き粉です。
また、ブリリアントモアWは、ピロリン酸ナトリウムとポリリン酸ナトリウムによってステインを浮かせ、ブラッシングで落としやすくするタイプの歯磨き粉です。
ただし、歯磨き粉で落とせるのは主に歯の表面についた着色汚れです。
歯そのものの色を白くしたい場合は、歯磨き粉だけでは十分な効果が期待できないため、歯科医院でのクリーニングやホワイトニングについて相談しましょう。
④ 歯がしみるなら「ヒスケア・シュミテクト」
「冷たい水を飲むと歯がキーンとする」
「歯ブラシを当てるとしみる」
このような症状がある場合は、知覚過敏の可能性があります。
知覚過敏が気になる方には、メルサージュ ヒスケアやシュミテクトなど、知覚過敏症状の予防を目的とした歯磨き粉があります。
ヒスケアには、硝酸カリウムや乳酸アルミニウムが配合されており、知覚過敏による刺激を抑える働きが期待されています。また、フッ素1,450ppmも配合されています。
シュミテクトにも知覚過敏症状を予防するための成分が配合されており、継続的な使用がすすめられています。
ただし、「歯がしみる=知覚過敏」とは限りません。虫歯や歯のひび、歯ぐきが下がって歯の根元が露出していることなど、さまざまな原因があります。
症状が続く場合は、自己判断せず歯科医院で診てもらいましょう。
歯磨き粉は「目的」で選びましょう
歯磨き粉は、値段やCMだけで選ぶのではなく、自分のお口の状態や目的に合わせて選ぶことが大切です。
| お悩み | 選ぶ歯磨き粉の例 |
|---|---|
| 虫歯を予防したい | フッ素配合歯磨き粉 |
| 歯周病が気になる | PG STOP・SP-Tジェル |
| 歯の着色が気になる | ルシェロホワイト・ブリリアントモア |
| 歯がしみる | ヒスケア・シュミテクト |
ただし、お口の状態によって適した歯磨き粉は異なります。
「自分にはどの歯磨き粉が合っている?」と迷ったときは、歯科医院で歯や歯ぐきの状態を確認してもらい、自分に合った歯磨き粉と歯磨き方法を選ぶことがおすすめです。
毎日の歯磨きだからこそ、目的に合った歯磨き粉を選んで、健康なお口を維持していきましょう。

福山市
なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小澤
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1,000文字以上のブログ記事を作成しました。コピーして使えるインフルエンザ流行期の口腔ケア_ブログ.mdもお渡しします。
福山市もインフルエンザの流行期に。今こそ見直したい毎日の口腔ケア
こんにちは。福山市のなかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター笠原です。
福山市の発表によると、2026年9月14日~20日の週に、インフルエンザの患者報告数が流行開始の目安を超え、市内も流行期に入りました。「冬になってから対策すれば大丈夫」と考えず、今から日々の習慣を見直しておきたいですね。
インフルエンザ対策というと、手洗い、咳エチケット、換気、ワクチン接種などを思い浮かべる方が多いと思います。歯科医院からお伝えしたいのは、こうした対策とあわせて、お口の健康にも目を向けていただきたいということです。
お口を清潔に保つことが大切な理由
お口の中には、たくさんの細菌が存在しています。歯の表面や歯と歯の間に付着するプラーク(歯垢)は、単なる食べかすではなく、細菌の集まりです。放置すると、むし歯や歯周病の原因になります。
日本歯科医師会は、口腔内の細菌とインフルエンザの感染との関係を紹介し、お口を清潔に保つことの大切さを伝えています。ただし、「歯みがきをすればインフルエンザにかからない」というわけではありません。口腔ケアは、お口の健康を守る毎日の習慣として続け、感染対策と組み合わせていきましょう。

① 歯と歯ぐきの境目まで、やさしく丁寧に
忙しいときは、歯みがきが短時間で済んでしまうこともあります。特に意識していただきたいのは、歯と歯ぐきの境目、奥歯の溝、いちばん奥の歯の後ろ側です。
歯ブラシを軽く当て、小さく動かして磨きましょう。強くこすると、歯ぐきなどを傷つけることがあります。磨く順番を決めておくと、磨き残しを減らしやすくなります。
また、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを十分に落とせないことがあります。デンタルフロスや歯間ブラシも取り入れましょう。歯間ブラシは無理に押し込まず、ご自身に合うサイズを選ぶことが大切です。
② 舌の汚れは、取りすぎないように
舌の表面に付く白っぽい汚れは「舌苔(ぜったい)」と呼ばれ、細菌やはがれた粘膜などが含まれています。汚れが気になる場合は、舌ブラシなどを使い、奥から手前に向かってやさしく清掃しましょう。
白い部分をすべて落とそうとして、何度もこする必要はありません。舌は傷つきやすいため、清掃は1日1回を目安にし、痛みがある場合は中止してください。舌の汚れや色が気になるときは、自己判断でこすり続けず、歯科医院にご相談ください。
③ お口の乾燥にも気を付けましょう
唾液には、お口の汚れを洗い流す働きがあります。鼻づまりで口呼吸が増えたり、発熱で水分が不足したりすると、お口が乾きやすくなることがあります。
普段からこまめな水分補給を意識し、室内の乾燥にも気を配りましょう。日常の水分補給には、水や無糖のお茶などを選ぶとよいでしょう。
スポーツドリンクや甘い飲み物を少しずつ長時間飲み続ける習慣は、むし歯のリスクにつながります。体調不良時に必要な飲み物をとる場合も、回復後まで習慣にしないよう気を付けてください。水分制限がある方は、主治医の指示を優先しましょう。
④ 体調が悪い日は、できる範囲のケアを
発熱やだるさがある日は、いつもどおりの歯みがきが難しいこともあります。無理をせず、座った姿勢で短時間磨くなど、体調に合わせて行ってください。
歯みがきが難しく、うがいが安全にできる場合は、水で口をすすぐことも一つの方法です。ただし、うがいや洗口液だけで、歯に付いたプラークを十分に落とせるわけではありません。体調が戻ったら、通常の歯みがきを再開しましょう。
入れ歯を使っている方は、入れ歯の清掃も忘れずに。ご自身でのケアが難しい場合は、ご家族や介助する方に手伝ってもらいましょう。
⑤ 歯ブラシの保管と、受診前の連絡も忘れずに
歯ブラシは使用後に流水でよく洗い、水を切って風通しのよい場所で乾かしましょう。保管時もブラシ部分が互いに触れないようにしてください。
また、歯科の予約日に発熱や強い咳などがある場合や、インフルエンザと診断された場合は、来院前にお電話でご相談ください。歯の強い痛みや腫れがある場合も、まず症状をお知らせください。体調とお口の状態に応じて、受診についてご案内します。
毎日の口腔ケアは、むし歯や歯周病を防ぎ、食事を楽しめるお口を保つための大切な習慣です。手洗いや換気、十分な休養、バランスのよい食事、ワクチン接種などの感染対策とともに、丁寧な歯みがきを続けていきましょう。

磨き方やケア用品の選び方、お口の乾燥などでお困りの方は、なかむら歯科クリニックへお気軽にご相談ください。
福山市
なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター笠原















































