予防治療の重要性について
みなさん、こんにちは。福山市 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 原野です。
みなさんは、歯医者さんに定期的に予防治療を受けに行っていますか?
また、予防治療は何を行っているかご存知ですか?
今日は予防治療の重要性や、その内容について説明したいと思います。

まず、当院では3ヶ月に1回の予防治療を行っています。
予防治療は症状の再発防止のための処置と考えています。
予防治療の重要性についてですが、虫歯や歯周病が進行してしまうと、治療にかかる患者様の体力的・経済的な負担が大きくなってしまいます。
1しかも、一度削った歯は、二度と元には戻りません。
健康な歯と口腔内環境をできるだけ長く保つためにも【痛くなってから】ではなく【痛くなる前】にぜひご来院ください。
予防治療が13ヶ月】である根拠は、歯科医院で歯の治療やクリーニングを行なってからプラークなどが蓄積し、虫歯や歯周病のリスクが高まるサイクルが約3ヶ月だからです。
このスパンで予防治療を受けるだけで、虫歯や歯周病の発症率・再発率が大幅に減少します。
最後に予防治療の内容についてです。
- 虫歯がないか、噛み合わせに問題がないかチェックします。
- 歯周病が再発していないか歯茎の検査をします。
- 虫歯や歯周病の病原菌の巣である歯石を丁寧に除去します。
- 歯の表面の汚れ(バイオフィルム)を専門的な器具で、丁寧に除去していきます。
- 必要な方には歯の表面の汚れ(バイオフィルム)を赤く染め出し、ブラッシング指導を行います。
- 最後に虫歯予防のフッ素を塗布します。
健康な歯を一本でも残していけるよう私たちもサポートしますので一緒に頑張っていきましょう。

福山市 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 原野
福山市 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤井
神経の治療:原因、症状、治療法をわかりやすく解説
まえがき
広島県福山市にあるなかむら歯科クリニック 院長の中村幸生(院長紹介)です。今回は、歯科治療において避けて通れない「神経の治療」について、原因、症状、治療法をわかりやすく解説します。神経の治療は、むし歯が進行してしまった場合や、歯に強い衝撃が加わった場合などに行われる重要な治療です。しかし、「神経を抜く」という言葉のイメージから、不安や疑問を感じる方も少なくないでしょう。この記事では、神経の治療が必要となるケースや、治療の流れ、治療後の注意点などを詳しく解説し、皆様の不安を解消できるよう努めます。
目次
- 神経の治療とは?
- 神経の治療が必要となる原因
- 神経の治療が必要な場合の症状
- 神経の治療方法
- 神経の治療後の注意点
- 神経の治療にかかる費用と期間
- 神経の治療に関するQ&A
- まとめ

1. 神経の治療とは?
神経の治療とは、歯の内部にある歯髄(しずい)という組織を除去する治療のことです。歯髄は、神経や血管などが集まった組織で、歯に栄養を供給したり、外部からの刺激を感知したりする役割を担っています。しかし、むし歯が進行して歯髄にまで感染が及んだ場合や、歯に強い衝撃が加わって歯髄が炎症を起こした場合などには、歯髄を除去せざるを得なくなります。この歯髄を除去し、根管内を清掃・消毒して薬剤を詰める治療が、一般的に「神経の治療」と呼ばれています 出典:日本歯科保存学会。根管治療とも呼ばれます。
歯髄は、歯の健康を維持するために重要な組織ですが、一度炎症を起こしてしまうと、激しい痛みを引き起こしたり、周囲の組織に感染が広がったりする可能性があります。そのため、やむを得ず神経を除去することで、これらの症状の悪化を防ぐことができます。神経の治療は、歯を保存するための最終手段とも言えます。
2. 神経の治療が必要となる原因
神経の治療が必要となる主な原因は、以下の通りです。
むし歯の進行: むし歯がエナメル質や象牙質を溶かし、歯髄にまで到達すると、細菌が感染して炎症を引き起こします。
歯の亀裂や破折: 歯に亀裂が入ったり、欠けてしまったりすると、そこから細菌が侵入し、歯髄炎を引き起こすことがあります。
歯周病の進行: 歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶けて、歯髄にまで炎症が及ぶことがあります。
過去の歯科治療: 過去の歯科治療で歯髄が傷つけられたり、詰め物や被せ物の適合が悪かったりすると、歯髄炎を引き起こすことがあります。
歯ぎしりや食いしばり: 歯ぎしりや食いしばりによって歯に過剰な力が加わると、歯髄が炎症を起こすことがあります。
外傷: 転倒や事故などで歯を強くぶつけた場合、歯髄が損傷を受けることがあります。
これらの原因により歯髄が炎症を起こすと、激しい痛みや、冷たいものがしみたり、噛むと痛んだりするなどの症状が現れます。このような症状が現れた場合には、早めに歯科医院を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。
3. 神経の治療が必要な場合の症状
神経の治療が必要な場合の主な症状としては、以下のようなものが挙げられます。
激しい痛み: ズキズキとした激しい痛みが持続的に続く場合は、歯髄炎が疑われます。特に、夜間に痛みが強くなることが多いです。
冷たいものがしみたり、熱いものが痛んだりする: 歯髄が炎症を起こしていると、温度刺激に対して過敏になることがあります。冷たいものがしみたり、熱いものが痛んだりする場合は、歯髄炎の可能性があります。
噛むと痛い: 歯髄炎が進行すると、歯の根の周りの組織にも炎症が広がり、噛むと痛みを感じることがあります。
歯ぐきの腫れや膿: 歯髄炎が重症化すると、歯ぐきが腫れたり、膿が出たりすることがあります。これは、根の先に膿が溜まっている状態(根尖性歯周炎)を示唆します。
歯の変色: 歯髄が死んでしまうと、歯の色が黒ずんでくることがあります。
何もしなくても痛い: 炎症がひどくなると、何もしていなくても常に痛みを感じることがあります。
これらの症状は、あくまで目安であり、自己判断は禁物です。少しでも気になる症状があれば、歯科医院を受診して、正確な診断を受けるようにしましょう。早期に適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぎ、歯を長持ちさせることができます。
4. 神経の治療方法
神経の治療は、一般的に以下の手順で行われます。
- 診査・診断: レントゲン撮影などを行い、歯の状態や炎症の程度を確認します。
- 麻酔: 治療中の痛みを和らげるために、局所麻酔を行います。
- 歯髄の除去: 歯に穴を開け、専用の器具(ファイル)を使って、感染した歯髄を丁寧に取り除きます。
- 根管の清掃・消毒: 根管内を徹底的に清掃・消毒し、細菌を死滅させます。この作業は、治療の成功を左右する非常に重要なステップです。
- 根管充填: 清掃・消毒が終わった根管に、薬剤(ガッタパーチャ)を隙間なく詰めます。これにより、根管内に再び細菌が侵入するのを防ぎます。
- 仮の蓋: 根管充填後、歯に仮の蓋をして、治療期間中の感染を防ぎます。
- 土台の作製: 必要に応じて、歯の強度を補強するための土台(コア)を作製します。
- 被せ物の装着: 歯全体を覆う被せ物(クラウン)を装着して、治療完了です。
神経の治療は、通常、数回に分けて行われます。根管の状態や炎症の程度によっては、治療期間が長引くこともあります。また、治療には、マイクロスコープやCTなどの精密な検査機器を使用することもあります 出典:日本顕微鏡歯科学会。これらの機器を使用することで、より正確な診断と治療が可能になります。
神経の治療における身体的メリットとしては、痛みの緩和や感染の拡大防止が挙げられます。経済的メリットとしては、抜歯を回避できることで、インプラントなどの高額な治療費を抑えられる可能性があります。精神的なメリットとしては、痛みがなくなることで、日常生活を快適に過ごせるようになることが挙げられます。
一方、デメリットとしては、治療に時間がかかることや、治療中に痛みを感じることがあること、歯がもろくなる可能性があることなどが挙げられます。また、神経を除去した歯は、栄養の供給が途絶えるため、寿命が短くなる傾向があります。
治療期間は、歯の状態によって異なりますが、通常、1〜3ヶ月程度かかることが多いです。

5. 神経の治療後の注意点
神経の治療後は、以下の点に注意して、歯を大切にケアしましょう。
治療後の痛み: 治療後、数日間は痛みや違和感が残ることがあります。痛み止めを服用したり、冷やしたりすることで、痛みを和らげることができます。
食事: 治療後、しばらくは、硬いものや刺激の強いものは避け、柔らかいものを食べるようにしましょう。
歯磨き: 歯磨きは、いつも通り丁寧に行いましょう。ただし、治療部位は、優しくブラッシングするように心がけてください。
定期検診: 治療後も、定期的に歯科医院を受診し、歯の状態をチェックしてもらいましょう。早期に異常を発見し、適切な処置を行うことで、歯を長持ちさせることができます。
根管治療後の歯の破折: 根管治療を行った歯は、健康な歯に比べて弱くなっています。そのため、硬いものを噛む際には注意が必要です。また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、ナイトガードを使用するなどして、歯への負担を軽減するようにしましょう。
神経の治療後の歯は、再感染のリスクが高いため、日々のケアが非常に重要です。歯科医師や歯科衛生士の指示に従い、適切なケアを続けることで、歯を長く健康に保つことができます。
6. 神経の治療にかかる費用と期間
神経の治療にかかる費用は、保険適用の場合、1本あたり数千円程度です。ただし、使用する材料や治療方法、医療機関によって費用は異なります。自由診療の場合は、1本あたり数万円〜数十万円程度かかることもあります。
治療期間は、歯の状態や治療方法によって異なりますが、通常、1〜3ヶ月程度かかることが多いです。根管の状態が複雑であったり、炎症がひどかったりする場合には、治療期間が長引くこともあります。
治療費や治療期間については、事前に歯科医師に確認し、納得した上で治療を受けるようにしましょう。
7. 神経の治療に関するQ&A
Q1. 神経の治療は痛いですか?
A. 治療中は麻酔をするので、痛みを感じることはほとんどありません。しかし、麻酔が切れた後は、痛みや違和感が残ることがあります。痛み止めを服用したり、冷やしたりすることで、痛みを和らげることができます。
Q2. 神経を取ると歯はどうなりますか?
A. 神経を取った歯は、栄養の供給が途絶えるため、もろくなる傾向があります。また、痛みを感じなくなるため、むし歯が再発しても気づきにくいというデメリットもあります。しかし、適切な治療とケアを行うことで、歯を長持ちさせることは可能です。
Q3. 神経の治療後、再発することはありますか?
A. はい、神経の治療後も、再発する可能性はあります。根管内に細菌が残っていたり、新たに細菌が侵入したりすることで、再感染が起こることがあります。再発を防ぐためには、日々の丁寧な歯磨きと、定期的な歯科検診が重要です。
Q4. 神経の治療をせずに放置するとどうなりますか?
A. 神経の治療をせずに放置すると、炎症がさらに広がり、激しい痛みや腫れを引き起こすことがあります。また、根の先に膿が溜まり、骨を溶かしてしまうこともあります。最悪の場合、抜歯が必要になることもありますので、早めに治療を受けるようにしましょう。
Q5. 妊娠中でも神経の治療は受けられますか?
A. 妊娠中でも、安定期であれば神経の治療を受けることができます。ただし、レントゲン撮影や使用する薬剤などについては、歯科医師とよく相談し、安全性を確認するようにしましょう。
8. まとめ
神経の治療は、歯を保存するための重要な治療法です。むし歯や外傷などで歯髄が炎症を起こしてしまった場合には、神経の治療が必要となることがあります。治療には、痛みや時間がかかることもありますが、適切な治療とケアを行うことで、歯を長持ちさせることができます。
この記事では、神経の治療の原因、症状、治療法、治療後の注意点などを詳しく解説しました。神経の治療について不安や疑問をお持ちの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。また、少しでも気になる症状があれば、早めに歯科医院を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。
なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 藤井



















































